談話室

▼▽県内は既に先週始まった小中学校もあるが、多くはきょうから2学期という。子どもたちは夏休み中、海や山で大いに自然と触れ合ったに違いない。思い出と宿題を持ち寄り、日焼けした顔が並んだ教室が目に浮かぶ。

▼▽自由研究の定番は今も昆虫採集や植物観察だろうか。せみ時雨が降り注ぐ山形市の霞城公園では先月来、虫捕り網やカメラを手にした親子連れを何組も見かけた。ただ最近はセミの声に様変わりを感じる。かつて多数派だったアブラゼミに代わり、ミンミンゼミが圧倒的だ。

▼▽山形など内陸部の市街地で十数年前から、アブラゼミの減少が指摘されている。都市化が進み乾燥した土が幼虫の成育に適さないとの説や、アブラゼミを補食する鳥が増えたとの説も聞くが、要因は定かでない。福島が北限とされるクマゼミも生息域を拡大しているそうだ。

▼▽そのクマゼミは数年前、本県でも鳴き声情報が寄せられ話題になった。温暖化が要因の一つとの分析もあり、人間社会の営みがセミの生息環境に影響を及ぼしている可能性はあろう。これはひと夏に限らず観察を続けねばなるまい。提出期限のない大人の自由研究テーマだ。

(2017/08/22付)
最新7日分を掲載します。
  • 8月22日
  • ▼▽県内は既に先週始まった小中学校もあるが、多くはきょうから2学期という。子どもたちは夏休み中、海や山で大いに自然と触れ合ったに違いない。思い出と宿題を持ち寄り、日焼けした顔が並んだ教室が目に浮かぶ。[全文を読む]

  • 8月21日
  • ▼▽敵対的買収から企業を防衛する対抗策で代表的手法の一つに「毒薬条項」(ポイズンピル)がある。買収を仕掛けた側が効力を弱められ、打つ手を失うために、「毒(ポイズン)」が回る「薬(ピル)」に例えられる。 [全文を読む]

  • 8月20日
  • ▼▽「結婚する前はよっく目を開けていること、結婚したあとは片目をつむっていること」。18世紀半ば、米国で人気を博した諺暦「(ことわざごよみ)貧しいリチャード」にはこんな格言があった(加島祥造著「アメリカン・ユーモア」)。[全文を読む]

  • 8月19日
  • ▼▽8月19日は語呂合わせで「俳句の日」だ。明治の俳人正岡子規の地元四国の松山市では、全国の高校生がその技量を競う「俳句甲子園」なる大会も開かれる。県内からは山形南高が出場する。甲子園にもさまざまある。 [全文を読む]

  • 8月18日
  • ▼▽「21世紀に間にあいました。」との印象的なキャッチコピーが1997年に話題となった。トヨタ自動車が世界で初めて、ガソリンエンジンと電気モーターによる量産ハイブリッド車(HV)を発売した当時のCMだ。 [全文を読む]

  • 8月17日
  • ▼▽子犬が催した気配を察するなり「三百六十五歩のマーチ」の替え歌を口走る。「♪脚(あし)を開き、腰をかがめ、ワン・ツー! ワン・ツー! あせらないで、しーよーおー」。「ワン・ツー」の掛け声が適切な排泄(はいせつ)を促す。[全文を読む]

  • 8月16日
  • ▼▽女優の白川由美さん(故人)は終戦を挟んで小学生の頃、母親の郷里・川西町に疎開していた。東京出身だが置賜地方の味に魅了されたようで、「聞き書山形の食事」(農山漁村文化協会)にこんな文章を寄せている。[全文を読む]

文字サイズ変更
  • 小
  • 中
  • 大

県内7市発行メールマガジン登録無料

ふるさとだより

週1回配信中!

ニュース特集

スポーツ

教育・子育て

おでかけ

暮らし情報

twitter発信中

山形新聞からお知らせ

  1. 【2017年8大事業】
     山形新聞、山形放送の2017年の8大事業が決まりました。詳しくは、こちらから
  2. 【やましん公式FB】
     山形新聞社は、インターネット交流サイト「フェイスブック(FB)」の公式ページを新設しました。
     公式ページでは山形新聞のニュースのほか、本社からのお知らせなどを中心に紹介します。
     アドレスは、こちらから
  3. 【やましんe聞で動画視聴】
     読者限定の電子版「やましんe聞」で動画を閲覧できる新サービスを始めました。詳しくは、こちらから。
  4. ◆中学、高校の各種スポーツ大会の記録を紹介。検索機能も備えています。アクセス方法はこちら
  5. ◆探したい記事がきっと見つかる、山形新聞記事データベース。他社DB横断検索が便利な日経テレコンジー・サーチファクティバ
  6. ◆県外でも今日の朝刊が朝一で読める「お届け電子版
  7. ◆ニュース速報、高校野球、モンテ情報、おくやみ… 身近な情報を携帯で確認「モバイルやましん
  8. ◆故郷の話題をメールでお届け、ふるさとメール会員募集(登録無料)
山形新聞から
販売から