みんなの家庭菜園

[3]ナス 整枝や脇芽摘みしっかり

2014年04月17日 掲載
 ナスは「ナス漬け」や「焼きナス」、郷土料理の「だし」など、本県の暑い夏には欠かせない定番野菜の一つです。栽培は比較的容易といわれていますが、春から晩秋まで安定した収量を得るには栽培のポイントがあります。おいしいナスを毎日、たくさん食べることができるよう、次の点に注意して栽培してみてください。

 ナスは寒さと乾燥に弱いので、地温の確保と水分保持のためマルチシートの設置が効果的です。マルチシートは定植予定日の1週間前には設置し、地温が約15度まで上昇した後、風のない晴れの日に定植します。接木苗を定植する場合は、接いだ部分が土に埋まらないように注意してください。6月下旬ごろになると地温が高くなりすぎるので、マルチシートを除去し、うねと通路に敷きわらをすると良いでしょう。

 栽培面では、放任栽培すると茎や葉が茂りすぎ、落花したり、病害虫の発生が多くなったりするので、整枝や脇芽摘み、葉かきをしっかり行うことが必要です。整枝は、最初に咲く一番花の直下の二つの脇芽を側枝として伸ばし、その下の脇芽を全て摘み取って3本仕立てとします。また、古くなった葉や、株の内部まで十分光が入らないくらい混み合った場所の葉は適宜、摘み取るようにします。

 ナスは肥料や水を多く必要とする作物です。肥料では追肥のやり方が収穫量を左右します。一番初めの果実がなり始めたころから、2週間に1回を目安に、株間に窒素やカリウム分を多く含む即効性の肥料を施します。

(県農業技術環境課・斎藤謙二)
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