みんなの家庭菜園

[10]カボチャ、サツマイモ カボチャは着果安定に人工授粉/サツマイモは窒素肥料控えて

2014年06月05日 掲載
 カボチャとサツマイモは、茎葉の過繁茂が起こりやすく、つるぼけ(茎葉の栄養成長が強く、芋の肥大など生殖成長が抑えられること)しやすいため、管理に注意が必要です。

 カボチャには早生種、晩生種があるので、目標とする時期に収穫できるように品種を使い分けます。子づるは風下側に向けて誘引し、着果位置まで発生する孫づるは早めに摘み取ります。子づるは均等に配置し、割り箸などで畑に固定すると混み合わないので、その後の作業が楽になります。

 着果は10~14節前後を目標に行い、着果節位より上に発生する孫づるは放任とします。確実に着果させるには人工授粉が有効です。花粉は開花後、時間がたつと受精能力が低下するため、人工授粉は午前8時までには終えるようにします。受粉後45~50日で収穫適期を迎えます。収穫後、雨が当たらない日陰で10日ほど追熟させると甘味が増し、おいしいカボチャが出来上がります。

 サツマイモは窒素肥料を控えることが大切です。芋の肥大にはカリウムが重要な働きをするので、深く耕し、畑土深くまで十分に施してください。つるから発生する不定根が根を張ると養分が分散し、芋が小さくなるため、畑全面にマルチを設置します。収穫までに霜に当たると腐敗したり、長期貯蔵できなくなったりするため、初霜前に収穫してください。

(県最上総合支庁農業技術普及課産地研究室・本間隆)
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