みんなの家庭菜園

[12]トマト 整枝や誘引、作業早めに

2014年06月19日 掲載
 トマトの整枝、誘引が遅れると果実の品質、収量が低下し、病気が発生しやすくなるので、誘引や、わき芽、古い葉を摘み取るなどの作業を早めに行いましょう。

 トマトは露地で栽培すると裂果(果実が割れる)が多く発生します。裂果は水分の吸収による果実肥大のアンバランスが原因で発生します。露地栽培では天候の影響を受けやすいので、干ばつの時には土壌の過乾燥を避けるかん水や、降雨時には畑の周囲に排水溝を掘って水がたまらないようにすることがポイントです。

 また、継続して収穫を行うためには、株の勢いを保つように管理することが重要です。夏のトマトは温度や降雨の影響により茎葉の成長は旺盛になりがちです。過度の場合には「尻腐れ果」や「めがね茎」「芯止まり」などの障害が発生します。

 「尻腐れ果」は、生育が旺盛な場合に果実へのカルシウムの供給が間に合わなくなるため発生します。カルシウムは植物体内での移動が極めて遅いことから、「尻腐れ果」が発生した後にカルシウム剤(石灰資材)を与えてもすぐには回復しません。畑を過乾燥にしないことや、発生前から十分にカルシウムを施しておくことが大切です。

 「めがね茎」は、茎の中心部が他の部分の成長に応じきれなかったために裂ける現象で、重症の場合には茎の生育が止まる「芯止まり」が発生します。このような場合には開花している花房直下のわき芽を伸ばして主枝を更新し、秋までの収穫を楽しんでください。

(県農業総合研究センター園芸試験場・島貫源基)
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