みんなの家庭菜園

[16]ニンジン 発芽率増へ水やり大切

2014年07月17日 掲載
 夏まきニンジンは、肥大期が秋の涼しい時期になるため、肥大期が高温期となる春まき栽培よりも栽培しやすく、畑に空きスペースがあれば、ぜひ取り組みたい野菜です。ニンジンの色といえば赤のイメージですが、最近は黄色や紫などのカラフルな品種もあり、さまざまな色のニンジン栽培にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

 夏まきニンジン栽培は、発芽不良で失敗することが多いようです。順調に発芽すれば、栽培の半分は成功したといえます。夏まき栽培では、種まきから発芽まで8~10日程度要しますが、この間は土壌が乾燥しやすいので、1日1回水やりを行うと発芽率が向上します。土壌の乾燥防止に不織布などをかけることも有効です。

 種まきは条(すじ)まきで行います。間引きは、本葉2、3枚ごろが3センチ間隔に、さらに本葉5、6枚ごろが約10センチ間隔になるよう2回に分けて行います。大きいものや小さいものを間引き、そろったものを残すようにしましょう。生育が進むと、株元が日光に当たることで肩部が緑変するので、2回目の間引き後、軽く株元に土寄せをします。

 よく発生する生育障害に、裂根(れっこん)、岐根(きこん、又根)があります。裂根は生育初期の乾燥により根がストレスを受け老化した場合や、生育後半の過湿により根が急激に肥大した場合に発生しやすくなります。晩秋の収穫が遅れると、裂根が多くなりますので、3寸、5寸ニンジンの場合は先端の「つまり」が確認できたら早めに収穫を行うのが良いでしょう。

 岐根は、未熟有機物と化学肥料が残っている場合に発生しやすいので、堆肥はよく腐熟し完熟したものを使用してください。また、施肥時は土に肥料が混ざるよう、よく耕してから種まきをしましょう。

(農業総合研究センター園芸試験場・加藤久雄)
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