みんなの家庭菜園

[20]ホウレンソウ 種まき、まき溝と覆土を均一に

2014年08月14日 掲載
 ホウレンソウの夏まき秋どり栽培は、高温期に種まきし、冷涼な秋に収穫します。この作型は、発芽ぞろいをよくすることと、幼植物時の過湿防止がポイントになります。しかし、本県では9月上旬には降雨が続くことが多いため、水はけが悪いと幼植物時に生育不良や「べと病」発生が多くなります。べと病は水分を好み、雨の多い年に多くなります。水はけの良い畑を選ぶとともに、高さ10~20センチのうねを作って栽培すると良いでしょう。

 また、ホウレンソウは、酸性土壌に極めて弱く、最適pHは6.5~7.0と他の野菜より高い土壌pHを好みます。pH5.5以下の酸性土壌では生育不良となるため、種まき予定の1、2週間前に石灰資材でpH調整を行います。苦土石灰などの石灰資材を1平方メートル当たり300グラム程度を目安に施します。

 秋どりホウレンソウの種まき時期は、まだ暑く地温の高い時期は苗の立ち枯れ病の発生が多くなり、遅くなると温度低下により株が大きくならないので、山形市周辺を例にとると、種まきは8月25日~9月10日ごろまでが適期です。

 種まきの際は、まき溝と覆土が均一であることが重要なポイントになります。均一でないと、発芽が不ぞろいになるとともに発芽後の立ち枯れの発生につながります。厚まきとなった場所では、間引きを行い、株間を10センチ程度にします。間引き時期は本葉2、3枚展開したころが適期です。

 発芽時は水分が必要ですが、本葉2枚ごろまでは湿害に弱いため、雨による泥のはね返りがないよう、敷きわら、もみ殻などで地面を覆って防止すると良いでしょう。収穫は、草丈が25センチ程度になったころに行います。8月下旬の種まきでは約50日、9月上旬種まきでは60~65日くらいで収穫可能となります。

(県村山総合支庁農業技術普及課・千更索葉)
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