みんなの家庭菜園

[27]病害虫への対処法 入念に土づくり~よく観察、早めに発見

2014年10月02日 掲載
 今年の病害虫の発生状況はいかがだったでしょうか。今回は、病害虫の被害を少なくする六つのポイントを紹介します。

 一つ目は、土づくりを念入りに行うことです。健康な野菜を作るためには、有機物を多く含み、根張りしやすい「肥えた土」が不可欠です。肥えた土にするには、完熟堆肥などの有機物を毎年、継続的に施すとよいでしょう。また、耕運前には石灰資材を使って土のpH調整を行うようにします。

 二つ目は、畑に作物の残さを置いたままにしないことです。収穫後に残った茎葉は、病原菌の発生源になるので撤去してください。

 三つ目は、同じ仲間の野菜を連作しないことにより、青枯れ病や軟腐(なんぷ)病、萎凋(いちょう)病などの土壌伝染性病害の発生を抑えることができ、他の病害虫の発生も少なくすることができます。ナス科、ウリ科で土壌伝染性病害が発生した場合は接ぎ木苗の利用が必要です。

 四つ目は、種の厚まき、密植をしないことです。苗が混みすぎると、軟弱に生育するため、病害虫が発生しやすくなります。発芽後はしっかり間引きをするとともに、株間を十分に取って、日当たり、風通しを良くするようにします。

 五つ目は、排水対策をしっかり行うことです。土の湿りすぎは、野菜の生育が悪くなり、病害発生の原因にもなります。畑の周囲に排水路を掘ったり、うねを高くしたりするなど、水が停滞しないように工夫をします。

 六つ目は、早めに病害虫を発見し、対応することです。日頃からよく観察し、異変に気付いたら発生した病害虫に合わせた対応をします。病気が発生した場合は、その株を早めに抜いて廃棄し、害虫は繁殖しないうちに捕まえて駆除するようにします。農薬を使用しなければならない場合は、農薬の登録、希釈倍率をよく確認し、適期の適量散布を行ってください。

(県農業技術環境課・斎藤謙二)
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