みんなの家庭菜園

[15]トマト 「葉かき」「摘心」は晴れた日の午前中に

2014年07月10日 掲載
 梅雨が明ける7月下旬以降のトマト栽培で重要な管理作業は「葉かき」と「摘心」です。葉かきは、採光と風通しを良くすることで光合成の効率を向上させ、病気の発生を予防するために行う作業です。収穫が終わった花房より下の古くなって黄色くなった葉は、光合成能力や病気への抵抗力が低下しているので摘み取ります。一度に摘み取る葉は1株あたり2、3枚程度にしましょう。

 摘心は10月以降に成熟しない未熟果実を減らし、着果している果実の肥大を良くするために行います。8月中旬ごろを目安に、最上段で咲いている花房の上の葉2枚を残して主茎の先端を摘み取ります。摘心後はわき芽が伸びやすくなるので、わき芽が出たら早めに摘み取るようにしましょう。

 葉かきや摘心、わき芽かきは、晴れた日の午前中に行うようにします。摘み取った後の傷口がよく乾くので、傷口から病気が入りにくくなります。

 この時期は、トマトの果実に穴が開き、内部が食い荒らされる被害が見られることがありますが、これはタバコガ類(タバコガ、オオタバコガ)の幼虫の侵入によるものがほとんどです。オオタバコガはさまざまな野菜や花を食べる虫ですが、毎年、高温期に被害が多くなるので、観察を十分に行い、食害を受けた果実はすぐにビニール袋に密封するなどして処分するようにしましょう。

 青枯れ病や萎凋(いちょう)病などの土壌病害も高温期に発生しやすくなります。不自然にしおれたり、枯れたりしている株がないか確認しましょう。土壌病害の場合は隣接した株も枯れてくるのが特徴です。土壌病害が発生したと思われる畑には来年、ナス科(トマト、ナス、ピーマンなど)以外の野菜を植える、または接ぎ木苗を使うといった対応をしましょう。

(県農業総合研究センター園芸試験場・島貫源基)
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