みんなの家庭菜園

[21]タマネギ 秋まき初夏どり、10月中旬までに定植

2014年08月21日 掲載
 タマネギは皮の色によって黄タマネギ(貯蔵用途主体)、赤(紫)タマネギ(生食、貯蔵用)、白タマネギ(生食用途主体)に分けられ、日本では黄タマネギが最も多く流通しています。さまざまな種類を栽培し、違いを味わうのも家庭菜園ならではの楽しみです。

 秋まき初夏どり栽培では、8月下旬に種まき、育苗を行い、遅くとも10月中旬までに定植します。適期より早まきすると大苗になり、花をつけた茎が伸びだす抽苔(ちゅうだい)や分球を起こしやすくなります。反対に遅まきは小苗になり、越冬率が低下したり、球の肥大が悪くなったりします。

 越冬時の茎の太さが7、8ミリ以上になると、冬の低温に感応して花芽を形成し、春に抽苔します。抽苔すると球が太らなくなるとともに、球の内部に芯ができてしまいます。苗を定植する時には、茎の太さが5、6ミリのものを目安に選ぶようにします。

 根は土壌pHに非常に敏感で、pH6.0未満だと根の生育が極めて悪くなるので、苦土石灰など石灰資材を1平方メートル当たり150グラムを目安に施します。越冬後、茎葉が盛んに伸び始めてきたころに、化成肥料を1平方メートル当たり50グラムを目安に追肥をします。追肥が遅れ、球の肥大期に窒素が効き過ぎると、球の肥大が悪くなり、収穫後の腐敗球の多発を招くため、4月下旬までに追肥を終えるようにします。

 収穫期が近づくと、球と茎葉の付け根部分の内部に空洞が生じ、倒れてきます。7、8割程度の茎葉が倒伏し、2、3日晴天が続いた日に抜き取り、2、3日畑に置いて乾燥(地干し)させてから収穫します。地干しは、球内部の余剰水分を、葉を通じてスムーズに排出させるために行うもので、貯蔵中の腐敗球防止効果が高いため、必ず行うようにします。収穫後の乾燥は、直射日光の当たらない風通しの良いところで行います。収穫直後の重さから1割程度減少したら、乾燥を終え、涼しい場所で貯蔵するようにします。

(県最上総合支庁農業技術普及課産地研究室・荘司善守)
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