みんなの家庭菜園

[24]収穫後の茎葉処理 残さは畑に残さず、有機物と堆肥化

2014年09月11日 掲載
 春に定植したトマト、キュウリ、ナスなどの野菜は、今月でほぼ収穫が終わります。収穫終了後に残る多くの茎葉(残さ)は、その処理の仕方によって、来年の栽培に大きく影響しますので、適切に処理することが大切です。

 家庭菜園で病害虫が発生した場合、その多くは土壌中に長い間生存して、翌年以降栽培する際の感染源になります。病原菌の種類によっては、5年以上も土の中で生存しますので、注意が必要です。

 一番大切なのは、畑に残さないことです。畑の外に持ち出しましょう。少量であれば、燃えるごみとして処理できますが、大量に残さが発生する場合は、堆肥化するのがよいでしょう。

 堆肥化するには、残さと米ぬか、稲わら、落ち葉などの有機物を材料として使用します。このとき、硫安や鶏ふん、油かすなどの窒素肥料を混ぜると、微生物の活動が活発になるため、腐熟が促進されます。硫安の場合は1立方メートルあたり50グラム程度が目安となります。

 残さや有機物の上に、土と窒素肥料分を散布し、足で踏み固めながら何層にも積み上げます。そして、十分に水をかけた後に、古ビニールやブルーシートをかけます。7~10日後には腐熟が進み、温度が上昇してきます。温度は約80度まで上昇するため、高温により残さに付いた病害虫は死滅します。温度が下がると、完熟堆肥の完成です。

 腐熟には酸素が必要ですので、2、3カ月に1回の間隔でかき混ぜて、内部まで酸素を入るようにすること(切り返し)が、良い堆肥を作るポイントです。収穫後の茎葉を資源として有効活用し、エコな家庭菜園にチャレンジしてみませんか。

(県農業技術環境課・斎藤謙二)
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