みんなの家庭菜園

[3]キュウリ 土壌の水分管理重要、乾燥に備えマルチ設置

2015年04月16日 掲載
 キュウリは、地表の浅い所に根を張るため、土壌の乾燥、過湿に非常に弱いことが特徴です。そのため土壌が過湿とならないように、排水対策をしっかり行うとともに、乾燥に備え、うねにマルチを設置することがこつです。また、マルチは、地温を上げる効果があるため、5月上・中旬のまだ寒い時期に定植する場合は、マルチを設置すると初期の生育が良くなります。

 葉、側枝が混み合って繁茂状態になると、落花や奇形果の発生が多くなります。定植の際は密植を避け、株間は十分に取るようにしましょう。

 接ぎ木苗を使用する場合は、接ぎ木部分が土に埋まらないように注意します。接ぎ木部分が埋まると、穂木(接ぎ木苗の上の品種部分)から根が発生しやすく、接ぎ木の効果が無くなります。加えて、果実の表面にはブルーム(果実表面に付着する白い粉)が発生し、外観が損なわれます。

 家庭菜園のキュウリ栽培では、中―上位節の側枝の発生が少なくなるため、収穫量が少なくなる事例をよく聞きます。生育初期の本葉5~6節までに発生する側枝(子づる)や雌花は早めにかき取り、株の勢いを強くすると良いでしょう。整枝は、本葉6~7節の側枝を1本伸ばし、2本仕立てにします。各節から発生する子づるは1節摘芯を基本とし、子づるから発生する孫づるは放任します。

 収穫が始まったら、週1回を目安に追肥を行います。追肥は一度に多く与えず、少量ずつ与えます。キュウリの葉色は、肥料と水が十分にあり、生育が良好な場合は、明るい緑色となりますが、肥料過剰または土壌乾燥(水不足)の場合は濃い緑色になります。また、淡い緑色の場合は、肥料不足または過湿等で根が弱っていることが考えられます。葉色の変化をよく観察し、追肥や排水を直ちに行いましょう。

(県農林水産部農業技術環境課・斎藤謙二)
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