みんなの家庭菜園

[6]ピーマン 連作障害や乾燥に注意、定植後は支柱必要

2015年05月14日 掲載
 ピーマンは、ナス科に属し、連作障害の一種である土壌病害が発生しやすいため、連作していない畑を選んでください。また、シシトウは、ピーマンと同様の管理で栽培できますので、参考にしてください。

 ピーマンは寒さと乾燥に弱いため、うねにフィルムマルチを張り、15度以上の地温を確保してから定植します。ピーマンは葉が大きく厚みもあり、果実も多く着果するので、重みで倒れやすい欠点があります。定植後すぐに支柱を立て、しっかり誘引します。

 仕立て方法は、主枝4本仕立てとします。第2花が着いた節から発生する4本の枝を主枝として伸ばし、第1花の下の節から発生する側枝は全て取り除きます。また、株の内部まで十分な光が当たらないと着果が悪くなるので、主枝はできるだけ広げる形で仕立て、生育が進み茂ってきたら、株の内部まで光が入るように混み合った枝や葉も取り除きます。

 ピーマンに限らず、トマトなどナス科の果菜類では、果実の先端から腐ってくる「尻腐れ果」が多く発生する場合があります。最も大きな要因は石灰欠乏と畑の乾燥です。定植前に苦土石灰などの石灰資材をしっかり与えるとともに、かん水を行うようにします。

 ピーマンはナス同様に、生育が良く収穫が多い時期と、生育が弱くなり収穫が少なくなる時期を繰り返す着果周期があります。夏の間継続して収穫するには、「なり疲れ」と肥料不足に注意しながら栽培を行う必要があります。追肥は、定植1カ月後ごろから、即効性の肥料を2~3週間に1回程度の間隔で与えることを基本としますが、花の状態で栄養診断を行うことができるので、イラストを参考に観察してください。

 長花柱花や中花柱花は、正常に着果しますが、株の栄養条件や根の健康状態が悪くなると、雌しべが雄しべより短い短花柱花が多くなります。短花柱花が多くなっていたら、株の勢いが弱まっている状態なので、追肥を1週間ごとに行うなど、株の勢いの回復を図りましょう。
(県農林水産部農業技術環境課・斎藤謙二)

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