みんなの家庭菜園

[7]サトイモ 土寄せをしっかり、適切な水やり重要

2015年05月21日 掲載
 サトイモは乾燥に弱く、干ばつの年には不作になりやすいことから、乾燥が続く場合はかん水することが重要です。また、連作障害に弱いため、サトイモを栽培した後の畑では3~4年は他の野菜をつくるようにしましょう。

 前年に収穫した芋を活用する場合は、丸みがあり形が良く、腐敗のないものを使用し、葉が1、2枚開いた苗を植え付けます。使用する種芋のサイズは40グラム以上が目安です。また、種苗店などで苗を購入することもできます。施肥例を参考に、肥料を散布し耕します。うねは、幅80~90センチ、高さ5~10センチ程度とし、通路は60センチ程度を目安とします。通路が狭いと土寄せの時に寄せる土が少なくなり、作業が難しいので、広めにすることをお勧めします。

 植え付けは5月上旬から6月上旬が適期です。うねには黒マルチを張ると、地温の上昇と土壌乾燥を防止でき、初期生育が良くなります。植え付けの目安は、株間40センチ、深さ7~10センチとし、葉が伸びている方を上にします。葉数が2、3枚になり複数の芽が伸びてきた場合は、太い芽を1本残し、他の芽は手で株元を押さえながら斜め下方向に引っ張るようにして取り除きましょう。

 葉数5、6枚になったら1回目の追肥と土寄せをします。マルチを使用している場合は、この時に取り除きます。土寄せ作業は、株元に追肥(1平方メートル当たり窒素成分で2グラム程度)し、土を寄せます。その際に、子芋の芽が伸びている場合は、そのまま土に埋めるようにします。7月中旬~8月上旬を目安に、同様に追肥と土寄せを行います。

 梅雨前や梅雨明け後に晴天が続く場合、うね間へのかん水が効果的です。サトイモは、茎葉の生長が旺盛でも、必ずしも芋の着生や肥大が良いわけではありません。常に、新しい葉が展葉していることがポイントですので、生育をよく観察し、追肥やかん水を行ってください。

 収穫は、茎葉が自然に枯れ上がる10月上旬~11月上旬が適期ですが、晩霜前までに収穫するようにしてください。早掘りする場合は子芋主体で収量は少なめです。適期収穫の場合は孫芋が十分肥大するため収量が増加します。雨が続いて畑が過湿状態の時に収穫すると芋が腐敗しやすくなるので、土が乾いている日に作業をしてください。また、5~6度以下になると腐敗しやすくなりますので注意してください。これは保存も同じです。

(県庄内総合支庁農業技術普及課・上田七瀬)
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