みんなの家庭菜園

[8]エダマメ 倒伏軽減に土寄せ必ず、適期逃さず収穫

2015年05月28日 掲載
 早生(わせ)種、中生(なかて)種、晩生(おくて)種を組み合わせることによって、7月下旬から10月上旬までの長い期間、楽しむことができます。特に、9月下旬に収穫する晩生種のエダマメは、中秋の名月と重なり、「まめ名月」ともいわれています。家庭菜園で収穫したもので楽しんでみてください。

 エダマメは、湿害が発生しやすいので排水の良い畑で栽培することが大切です。あらかじめ、種まきの7~10日前に1平方メートル当たり堆肥2千グラム、苦土石灰100グラム程度を施肥し、なるべく深く耕しましょう。基肥量は窒素成分で3~4グラムが基本ですが、早生種はやや多め、晩生種は少なめにします。特に、晩生種は、肥料が多いと茎葉だけが生い茂り、実が着きにくくなりますので注意してください。

 直まき栽培では、早生種、中生種は5月中旬~6月上旬、晩生種は6月上旬~6月中旬が適期です。早生種を遅まきすると草丈が短くなり、晩生種は早まきすると草丈が伸びすぎますので、栽培する品種に適した時期にまくようにしましょう。種まきは半夏生(はんげしょう)まで可能ですが、できるだけ適期に行ってください。種をまく間隔は、うね幅75センチ、株間30センチが一般的ですが、早生種は狭めに、晩生種は広めにするのが無難です。1カ所に2~3粒程度を、人さし指の第1関節ほどの深さにまいて、土をしっかりかぶせます。

 発芽後は、1~2本に間引きます。本葉が出るまでは鳥などの食害を受けやすいので、糸を張るなどの対策を行います。移植栽培にすると鳥害がありませんので検討してみてください。また、根張りを良くし、倒伏軽減に効果かある土寄せ(培土)作業を行いましょう。土寄せは、本葉1枚ごろに子葉の上まで、本葉2~3枚ごろに子葉の次に出る葉(初生葉)の上まで、本葉5~6枚ごろに本葉1枚目の下まで、3回しっかり行うのが理想ですが、少なくとも、子葉が隠れる土寄せは必ず行ってください。

 梅雨明け以降は、土壌が乾燥すると生育不良になるので、かん水を行うようにしましょう。収穫は子実が8分ほどになったら行います。開花から収穫までの日数は早生種で36~39日、中生種42~45日、晩生種48~52日程度です。収穫は、さやの緑が退色しないうちに終了してください。収穫が遅れると著しく風味が損なわれます。

(県村山総合支庁西村山農業技術普及課・鈴木実幸)
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