みんなの家庭菜園

[9]スイートコーン 品種多彩、他作物との輪作向き

2015年06月04日 掲載
 スイートコーンはイネ科作物ですので、ナスやトマトなどとの輪作に適します。品種は、イエロー系やホワイト系、バイカラー系(複数の色の実が混ざる品種)で、糖度が高く生でも食べられるものなど、豊富にありますので、さまざまな品種にチャレンジしてみるのも良いでしょう。

 他品種の花粉を授粉すると、子実の色や味などの品質が変化(キセニア現象)するため、畑では同一品種を植えるようにしましょう。開花期の異なる品種を用いたり、種まきを20日程度ずらすなどの工夫をしてください。隣地の畑でスイートコーンを栽培している場合は、調整が必要です。

 本県のスイートコーンの播種(はしゅ)晩限は6月20日ごろです。この時期は90~100日タイプの晩生(おくて)種を使用します。1カ所に3~4粒をまいて土をかぶせた後、軽くかん水し、本葉5枚までに1本を残して間引きます。間引きの際は、残す株を傷つけないよう、ハサミで行ってください。本葉が4~5枚になったら、1回目の追肥と中耕を行います。即効性の肥料を1平方メートル当たり窒素成分量で3グラム程度通路に施用し、根を切らないよう土と肥料を軽く混ぜ合わせます。

 雄穂が少し見え始めたころに、2回目の追肥をします。マルチ栽培の場合は土寄せができませんので、風雨による倒伏が心配になります。傾いた場合は速やかに株元の土を軽く踏み固め、立て直してください。支柱が必要な場合もあります。生育が進むと下の節から発生する分げつ(腋芽(えきが))は倒伏防止に役立つので取り除く必要はありません。しかし、主茎の生育に影響を与えるぐらい勢いのある分げつは、早めに取り除くようにしてください。

 雌穂は、複数付くと養分が分散して実入りが悪くなるため、上位節の最も大きな雌穂を残し、他は小さいうちに取り除きます。また、雌穂から絹糸が出る受粉期の前後は害虫防除の適期です。収穫は雄穂の開花25日後ごろを目安に、雌穂絹糸が茶色になったら行います。このころ、山里などではタヌキやハクビシンなどによる食害が多発しますので、ネットなどを活用して対策してください。
(県最上総合支庁農業技術普及課産地研究室・浪波史子)
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