みんなの家庭菜園

[15]キュウリ 摘果、摘葉、整枝が重要

2015年07月16日 掲載
 キュウリは、比較的取り組みやすく、家庭菜園向けの夏野菜です。今回は、長い期間、おいしいキュウリを収穫するため栽培管理について紹介します。

 最初は摘果についてです。最近の品種は、側枝(つる)の節に、果実が多過ぎるぐらいになります。自分自身の体を維持することができないぐらいに実がなると言っても過言ではありません。変形果や不必要な実は小さいうちに取り除くことによって、株は側枝の発生や生育が良くなります。摘果すればするほど、後から収穫できるようになると考えて摘果しましょう。また、収穫が遅れた実は、株に対して大きな負担になるので、収穫残しのないように注意してください。

 次に、古葉や病気の葉を取り除くようにしてください。葉は50日程度で光合成能力が低下するので、果実を収穫した部分の節の葉は、どんどん取り除くようにします。摘葉により、株全体への日当たりが良くなり、新葉や側枝は丈夫に育ちます。また、病気の葉は、必ず摘果と一緒に取り除いてください。

 三つ目は、親づるの摘心と子づるの整枝のやり方です。基本的な整枝方法は、親づるを摘心し、勢いのある子づるを1~2本残すようにします。それ以外に発生する側枝は、葉を1枚(1節)残して摘心します。収穫終了までこの整枝を継続します。収穫終盤になったら放任してもかまいません。

 最後に、追肥・かん水をしっかり行うことです。収穫が始まったら、週1回を目安に、窒素を含む速効性の肥料(液状の肥料または、水に溶けやすい肥料)を施します。1回当たりの量は、窒素成分で1平方メートル当たり2~3グラム程度とします。キュウリは乾燥に弱いので、土の表面が乾かないように、かん水もしっかり行いましょう。夜温が低下する8月下旬からは、健全な生育をしているキュウリは肉質がしっかりし、味も良く、絶品と言われる食味、食感です。ぜひ、夏越しにチャレンジしてください。なお、夏が非常に高温になる村山地域では、このような栽培管理を試みたとしても、夏越しが難しい場合が多いと思います。

(県村山総合支庁北村山農業技術普及課・高橋玲子)
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