みんなの家庭菜園

[18]ハクサイ 「根こぶ病」対策、土づくりや追肥が大切

2015年08月06日 掲載
 ハクサイは、鍋料理や漬物の材料として欠かせない野菜です。最近は、黄心品種やミニタイプなどさまざまな品種が販売されるようになってきました。間もなく、秋取り栽培が始まりますので、栽培の留意点を紹介します。

 まずは、「根こぶ病」対策です。根こぶ病は、アブラナ科の中でもブラシカ属の野菜に発生する病気で、発生した畑では根絶が難しい病害です。対症療法は(1)キャベツ、カブ、セイサイなどのブラシカ属野菜の連作をしないこと(2)完熟堆肥による土づくりを行うこと(3)石灰資材を施用して土壌酸性度を矯正すること(土壌pH値で6・5程度)(4)移植栽培を行うこと(5)抵抗性品種(CR系品種)を栽培する―などです。

 次に、播(は)種時期の注意点です。直まき栽培では、代表的な70日タイプの品種の場合は8月10日~23日ごろが適期です。秋冷が早い地域はやや早まきにしてください。1カ所に5粒ずつまいて軽く覆土した後、たっぷりかん水し、さらに、もみ殻をかけると乾燥防止になります。本葉が1枚のときに間引いて生育の良いものを半数残し、本葉3~4枚のときに再び間引き、1本残します。移植栽培の場合は、直まき栽培よりも5日程度早まきし、本葉3枚程度になったら移植の適期です。

 播種後から初秋にかけて乾燥が続いた場合には、石灰やホウ素欠乏症などの生理障害(心腐れ、ゴマ症)が発生しやくなります。ハクサイは根が弱いアブラナ科の野菜なので、表を参考に、土づくりをしっかり行うことがポイントです。

 最後に、結球・肥大を促すため、追肥を的確に施すようにしてください。定植後20日ごろに通路に追肥を行い、除草も兼ねて軽く耕すようにします。2回目は、内側の葉が立ち始めたころに追肥してください。どちらも、早効きする肥料を用いるようにしましょう。定植後しばらくは気温が高く、害虫が発生しやすいので、よく観察し、早めに防除してください。収穫適期は、結球の頭の部分を軽く押し、中まで葉が十分まいている場合は反発するように感じるので、この感覚を基準に判断してください。

(県村山総合支庁農業技術普及課・広野直芳)
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