みんなの家庭菜園

[23]ブロッコリー 側花蕾の収穫もぜひ

2015年09月10日 掲載
 ブロッコリーは、サラダやシチュー、炒め物の材料として人気の野菜で、緑色の花蕾(からい)と茎を食用とします。営利栽培では1株から1花蕾の収穫ですが、頂花蕾を収穫した後でも側花蕾(葉の根元につく花蕾)の収穫も楽しめますので、ぜひ、チャレンジしてみてください。

 最初に土づくりと畑の選定についてです。キャベツの仲間のブロッコリーは、とても湿害に弱いので、水はけと日当たりのよい畑を選ぶ必要があります。根コブ病も発生しますので、アブラナ科ブラシカ属の仲間の野菜との連作はしないようにしてください。大きな株には大きな花蕾ができるので、定植作業時に、あらかじめ苗に十分水を染み込ませ、植え穴にもたっぷりかん水し、スムーズに活着させましょう。完熟堆肥や石灰資材=土壌pH(水素イオン指数)値で6.5程度=によって、土づくりを十分に行うことも基本です。また、干ばつの場合、ホウ素欠乏が出やすいので、基肥にはホウ素入りの肥料を使用してください。

 次に栽培管理についてです。種から育てることができますが、家庭菜園では苗の購入が無難です。本葉4、5枚程度のポット苗の場合は、8月中旬~下旬が定植適期になります。冷涼な気候を好みますが、定植が早いとコナガ、モンシロチョウなどの虫害が多く、遅くなると晩秋には、低温のため生育不良になることがあります。既に9月上旬ですが、来年の参考にしてください。

 追肥は、速効性の肥料を使い、1回目は定植15日後ごろまでに除草を兼ねて中耕、土寄せを行い、2回目は定植30日後ごろに株の倒伏防止を兼ねて中耕、土寄せを行います。側花蕾を収穫する場合は、花蕾発生後に3回目の追肥を行ってください。

 収穫は、花蕾が十分発達し、蕾が均一で固くしまっているころが適期です。収穫遅れの場合は、花蕾の一部が黄変し、食感が悪くなります。なお、側花蕾を収穫する場合は、できるだけ、葉を切り取らないように注意して収穫してください。ブロッコリーは、カリフラワーなどの仲間の野菜と同じく、軽くゆでた後、常温まで品温が低下してから、密封して冷凍し、調理に活用することができます。

(県庄内総合支庁農業技術普及課)
2015年掲載分 一覧
2014年掲載分 一覧
文字サイズ変更
  • 小
  • 中
  • 大

県内8市発行メールマガジン登録無料

ふるさとだより

毎週木、金曜日配信中!

ニュース特集

スポーツ

教育・子育て

おでかけ

暮らし情報

twitter発信中

山形新聞からお知らせ

  1. 【2019年8大事業】
     山形新聞、山形放送の2019年の8大事業が決まりました。詳しくは、こちらから
  2. 【やましん公式FB】
     山形新聞社は、インターネット交流サイト「フェイスブック(FB)」の公式ページを新設しました。
     公式ページでは山形新聞のニュースのほか、本社からのお知らせなどを中心に紹介します。
     アドレスは、こちらから
  3. 【やましんe聞で動画視聴】
     読者限定の電子版「やましんe聞」で動画を閲覧できる新サービスを始めました。詳しくは、こちらから。
  4. ◆中学、高校の各種スポーツ大会の記録を紹介。検索機能も備えています。アクセス方法はこちら
  5. ◆探したい記事がきっと見つかる、山形新聞記事データベース。他社DB横断検索が便利な日経テレコンジー・サーチファクティバ
  6. ◆県外でも今日の朝刊が朝一で読める「お届け電子版
  7. ◆ニュース速報、高校野球、モンテ情報… 身近な情報を携帯で確認「モバイルやましん
  8. ◆故郷の話題をメールでお届け、ふるさとメール会員募集(登録無料)
山形新聞から
販売から