みんなの家庭菜園

[24]ニンニク 秋の植え付け適期、まず土づくり十分に

2015年09月17日 掲載
 ニンニクは様々な料理の薬味として利用され、体に良い野菜として紹介されることも多くなっています。長期貯蔵ができるため、家庭菜園でも作ってみたい野菜の一つです。今回は、易しいようで難しいニンニク栽培のこつを紹介します。

 品種は、本県では寒地系の「ホワイト六片種」を多く栽培しています。伝統野菜の「最上赤」を栽培する例もあります。種球は種苗店やホームセンターで入手してください。

 畑は、土壌酸度を中性にするため、石灰資材を他の野菜よりも多めに施し、完熟堆肥をやや多く施用して、土づくりを十分に行うのが最初のポイントです。また、黒マルチを用いることで、春先の雑草の発生と、冬期間の肥料の流亡を防ぐとともに、地温を高める効果が期待できます。植え付けは9月下旬から、遅くとも10月上旬が晩限です。

 種球は、薄皮をむかないように丁寧に分割し、形の良いものを用います。極端に小さいものや傷がついているものは用いないようにしましょう。植え付ける時は、種球の上下を間違わないように、また横に倒さないようにして、約5センチの深さに植え付けます。深さが浅いと凍結して種球が腐敗しやすく、深いと出芽が悪くなります。適期に植え付けた場合、根雪前には2、3枚の葉が出ます。もし、11月ごろに、1株から2本の芽が出てきたら、小さい方の芽を早めに株元からかき取りましょう。

 春になると生育が旺盛に進むため、遅れずに追肥を行うのが大切です。速効性肥料を融雪直後と4月下旬の2回施用しましょう。5月以降、球の肥大が始まってから追肥すると、球割れが発生したり、収穫後の貯蔵性が落ちたりします。特に、球が盛んに肥大する春の連休前後に、畑を乾燥させないのが二つ目の大切なポイントです。稲わらやもみ殻などの有機質マルチを用いて土壌の乾燥を防止してください。雨が少ない春はかん水が効果的です。除草も忘れずに行ってください。

 収穫は茎葉が5割程度枯れたころ、普通は7月上旬が収穫期になります。晴天日を選んで収穫し、根を切り、葉先の3分の1を切断し、風通しの良い日陰で乾燥させてください。球の重量が約1割減少したころが乾燥終了で、長期間保存できるようになります。
(県最上総合支庁産地研究室)
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