みんなの家庭菜園

[27]秋野菜の貯蔵法  地中、雪中で鮮度保つ

2015年10月08日 掲載
 家庭菜園でつくった野菜は、上手に貯蔵することで冬季間まで活用することができます。今回は代表的な秋野菜の貯蔵法について紹介します。

 青首ダイコンは、短期間貯蔵の場合、収穫後に横に寝かせ、厚く土をかぶせておくだけでかまいません。長期間貯蔵する場合は、老化を防ぐために葉を切り落としてから、地中に埋めておくことで長期間、鮮度を保つことができます。どちらも、ダイコンは水洗いをしないようにしましょう。貯蔵場所は、排水が良く、有機質が少ない土で、ネズミの被害を受けにくい場所を選んでください。カブ、ニンジンやゴボウも、ダイコンと同様の方法で貯蔵することができます。

 ハクサイは、霜よけのため、外葉で結球を包むようにひもで縛ります。結束する時期が遅いと降霜による凍害に遭いやすくなります。貯蔵する数が少ない場合は、収穫したハクサイの外葉を取り除き、数日陰干しして水分を少なくしてから新聞紙で包み、室内につるすか雪が積もらない軒下に並べておきます。長期間貯蔵する場合は、外葉を2、3枚付けた状態で、根付の状態で収穫し、畑の1区画にまとめて並べ、雪の中で貯蔵することもできます。貯蔵場所の条件はダイコンと同様です。

 キャベツも雪中貯蔵が可能な野菜です。12月までに引き抜いて収穫し、外葉を2枚付けたまま積み重ねないように並べて植え込み、不織布や暴風ネットなどの通気性のある素材で被覆して雪中貯蔵します。雪中貯蔵は2月下旬ごろまでが限度です。貯蔵中は、野菜の呼吸量を減らして鮮度を維持するため、貯蔵温度は0~5度に保つようにするのがポイントです。貯蔵中の腐敗は傷口から進行するので、ていねいに収穫してください。

 雪中貯蔵の場合は、貯蔵場所がわかるように目印の支柱を立てておくと便利です。キャベツやハクサイのように、雪の加重で変形しやすいものは野菜コンテナを利用するなど工夫してください。山形地方気象台によると平年の初霜の時期は10月30日で、初雪は11月18日です。今後の気象予報に注意して、なるべく天気の良い日に秋野菜の収穫作業を行い、冬季貯蔵に挑戦してみましょう。(県最上総合支庁農業技術普及課)
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