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「行者菜」を栽培してみませんか? 長井・特産増産へ「100人プロジェクト」

2017年02月16日 22:11
長井特産の行者菜。一般市民に生産を呼び掛ける「100人プロジェクト」が近く始動する
長井特産の行者菜。一般市民に生産を呼び掛ける「100人プロジェクト」が近く始動する
 長井市特産の「行者菜」を、多くの市民に栽培してもらう「100人プロジェクト」が近く始動する。栄養価が高く人気があるが、需要に生産が追い付かないのが現状。一般市民の手を借りて、オール長井で特産をアピールする作戦だ。

 行者菜は、行者ニンニクとニラを交配させた品種。長井市では2006年に全国に先駆けて7人が7アールで栽培を始めた。翌07年から本格的に出荷、現在は生産者30人、栽培面積は50アールまで拡大した。昨年の出荷量は15トン。

 行者ニンニクは修験者が荒行の際、精をつけるため食したと伝わるが、収穫期が短く、手軽に求めることができなかったという。行者菜生産グループ事務局の遠藤孝太郎さん(64)=長井市時庭=は「ニラと交配することで、収穫期間が長く、栄養価も豊富な行者菜が誕生した」と話す。

 長井市は12年度に「行者菜等産地化戦略会議」を結成。行政、流通、飲食関係者らが生産や販路拡大などの支援を行っている。地道な活動が実り、長井は日本一の産地として市場の評価を得ているが、農業人口が減り、高齢化も進む中、生産が追い付かないという課題も抱える。

 「100人プロジェクト」では広く一般市民に参加を呼び掛け、「市民みんなで取り組む行者菜」を全国に発信する。今月20日に戦略会議を開き、プロジェクトの推進を打ち出す。

 計画では現在30人の生産者を徐々に増やし、今後5年間で100人、栽培面積150アールに拡大させる。「10年間にわたる栽培技術の蓄積があり、素人でも丁寧に指導するので安心して」と遠藤さん。「定年後の余暇活用や家計の副収入に最適。軽作業なので女性や年配の方でも無理なくできる。畑がなくても気軽に相談してほしい」と話した。

 28日には午後1時半から市交流センターふらりで新規参入者向けに説明会も開く。問い合わせは市農林課0238(87)0831。

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