県内ニュース駅北の緑地縮小し駐車場整備へ 鶴岡市、中央工業団地向け
2018年01月09日 11:15
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駐車場を整備する「虹の広場緑地」=鶴岡市宝田1丁目
虹の広場緑地は、鶴岡中央工業団地の従業員と鶴岡駅利用者の憩いの場として、県が1971~74年に同工業団地とともに整備。同市が82年に都市計画緑地として都市計画決定した。同工業団地内企業の事業拡大に伴い、社員向け駐車場を確保することが喫緊の課題として浮上していた。 計画では、同緑地(約0.6ヘクタール)の西側半分を駐車場にし、約80台分のスペースを確保する。駐車場は市が所有し、同工業団地管理組合の仲介で、市と借受企業が賃貸契約を結ぶ仕組みとする。 同緑地の変更は、12月27日に開かれた市都市計画審議会で、原案通り承認された。市は今後、県との協議などを経て1月中にも都市計画変更を行い、年度内に駐車場を完成させる。 駐車場の整備に合わせ、同緑地東側にある駐輪場を南側に移設して80台分を確保する計画もあり、二つの工事を合わせた整備費は約4300万円を見込む。 市都市計画課によると、2018年以降、鶴岡駅周辺の送迎機能を強化する構想が浮上しており、駐輪場の移設は跡地にロータリーを整備するためのもの。鶴岡駅前にある一般車の送迎スペースの拡張も検討しているという。
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