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「雪若丸」生産、2000人の匠 今年本格デビューの県産米新品種

2018年01月16日 12:44
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 今年の秋に本格デビューする県産米新品種「雪若丸」の生産者が県内90組織の約2千人で、このうち約7割は県産ブランド米「つや姫」の生産者が占めることが15日、分かった。つや姫は、県が認める技術水準を満たし、栽培適地に水田を持つ農家にしか生産を認めておらず、技術力の確かな生産者が雪若丸のデビューを支えることになる。

 「雪若丸」の生産組織への初めての登録証交付式は3月6日に山形市内で、「つや姫」生産者の認定証交付式とともに行う。県が15日、「雪若丸」良食味米栽培管理研修会で説明した。

 「雪若丸」は、生産組織の登録制を導入し、農家ごとを認定する「つや姫」よりも生産の間口を広げつつ、つや姫同様に栽培管理や品質維持ができるようにしている。登録要件は、JAなどの水稲部会、3戸以上の農業者による組織、農業組合法人などで、▽組織が有する作付面積が10ヘクタール以上▽行政による生産調整(減反)に協力し、2017年のコメの直接支払交付金受給対象者▽雪若丸の具体的な販売計画(販路)を有する―など。

 生産者は組織内で決め、県に報告する。これまで登録生産組織が90組織になることは明らかにされていたが、生産者数は公表されていなかった。本格デビューの今年は1709ヘクタールで作付予定。昨年の試験栽培の50倍となる1万トンの生産を目指している。

 研修会では、昨年の試験栽培の状況などが報告された。田植え(移植)時期は平均すると5月19日だったが、6月に入ってから田植えをした圃場もあった。「雪若丸」は一つの穂当たりのもみ数が少なく、しっかりと茎を出し、一定程度の穂数を確保することが重要な品種。盆前までに出穂すると、安定的な収量や食味が確保できることから、適期の田植えを徹底することなどを確認した。また、民間の研究所に委託した炊飯テストの結果、食味に関しては最上級の評価を得たことも報告された。

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