県内ニュース

金山道路の新規事業化は「妥当」 東北地方小委、山形中山道の3ルート整備案も

2018年03月10日 11:12
 国直轄の道路事業について審議する東北地方小委員会が9日、仙台市の国土交通省東北地方整備局で開かれ、東北中央自動車道の金山道路(3.5キロ)の新規事業化、国道112号の山形中山道路(山形市―中山町)の3ルート整備案はいずれも妥当と判断した。両事業とも、事業化に向けた動きが前進した。

 同局の担当者が各路線の現状や課題などについて説明。金山道路の整備効果としては、新庄市と秋田県湯沢市の間の所要時間が冬季で19分短縮の52分となるほか、インバウンド(海外からの旅行)の誘客促進が見込まれることが示された。今後、東京で開かれる第三者委員会の審議を経て正式決定すれば、国会で2018年度予算が成立後、予算の箇所付けが公表される。

 山形中山道路のルート整備案は(1)新たに全線を2車線バイパス整備(2)一部を2車線バイパス整備し、残りの現道を4車線拡幅(3)現道を全線4車線拡幅―の三つ。整備費は(1)170~210億円(2)240~280億円(3)270~310億円を見込む。延長は(1)が約8キロ、(2)と(3)が約9キロとなる。

 ▽道路ネットワークの強化▽交通の円滑化▽交通安全の確保―の三つの政策目標、整備に伴う生活環境などへの影響を考慮し、各案の長短所も挙げた。(1)は現道の渋滞緩和や事故減少などが期待される上、支障物件が少ないため施工が比較的容易となる。(2)は地域連携を活性化する新たな道路ネットワークが形成されるが、施工時に一部現道の規制を伴う。(3)は自然改変は最も少ないが、用地買収に関わる不確定要素が多い。

 昨年9~10月に実施した住民アンケートでは、回答者の約8割が道路整備の必要性を感じており、渋滞解消を求める声が最も多かった。国交省山形河川国道事務所は18年度以降に3ルート整備案を示した上で再度の聴き取り調査を行い、ルートの概略や構造などをまとめる。

関連記事

by weblio


おすすめニュース

文字サイズ変更
  • 小
  • 中
  • 大

県内7市発行メールマガジン登録無料

ふるさとだより

毎週木、金曜日配信中!

ニュース特集

スポーツ

教育・子育て

おでかけ

暮らし情報

twitter発信中

山形新聞からお知らせ

  1. 【2018年8大事業】
     山形新聞、山形放送の2018年の8大事業が決まりました。詳しくは、こちらから
  2. 【やましん公式FB】
     山形新聞社は、インターネット交流サイト「フェイスブック(FB)」の公式ページを新設しました。
     公式ページでは山形新聞のニュースのほか、本社からのお知らせなどを中心に紹介します。
     アドレスは、こちらから
  3. 【やましんe聞で動画視聴】
     読者限定の電子版「やましんe聞」で動画を閲覧できる新サービスを始めました。詳しくは、こちらから。
  4. ◆中学、高校の各種スポーツ大会の記録を紹介。検索機能も備えています。アクセス方法はこちら
  5. ◆探したい記事がきっと見つかる、山形新聞記事データベース。他社DB横断検索が便利な日経テレコンジー・サーチファクティバ
  6. ◆県外でも今日の朝刊が朝一で読める「お届け電子版
  7. ◆ニュース速報、高校野球、モンテ情報、おくやみ… 身近な情報を携帯で確認「モバイルやましん
  8. ◆故郷の話題をメールでお届け、ふるさとメール会員募集(登録無料)
山形新聞から
販売から