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高齢運転、医療職員が適切助言 県総合交通安全センター、4月から配置

2018年03月22日 08:55
看護師や保健師といった医療系専門職員が新たに配置される県総合交通安全センター。専門的な見地から高齢ドライバーの不安解消に当たる=天童市
看護師や保健師といった医療系専門職員が新たに配置される県総合交通安全センター。専門的な見地から高齢ドライバーの不安解消に当たる=天童市
 県警は2018年度、県総合交通安全センター(天童市)に看護師や保健師といった医療系専門職員を新たに配置する。高齢者による交通事故が問題になり、17年の道交法改正では75歳以上への認知機能検査が強化されたことを受けた対応。県警運転免許課は「適切なアドバイスで、少しでも運転者の不安を取り除きたい」とし、高齢ドライバーが安心して相談できる態勢を整える。

 県警によると、同センターや各警察署に寄せられた運転に関する相談件数は17年、過去最多の795件に上った。判断能力の衰えや病気によるドライバー本人からの相談のほか、家族が「物忘れが激しい」「自宅敷地内で車をぶつけて危なっかしい」といった理由を挙げ、「運転をやめさせたい」と訴えるケースがあるという。相談件数は過去5年で約1.6倍に増加した。

 背景には、ドライバーの高齢化がある。県内の運転免許保有者に占める65歳以上の割合は、13年に17万2889人(総数77万9264人)で22.2%だったが、17年は20万8313人(同76万7587人)で27.1%と上昇している。運転免許の自主返納者も比例して増加し、13年は1198人だったが、17年は約3倍となる過去最多の3904人を数えた。

 4月から配置されるのは医療系の有資格者1人で、運転免許更新時の問診票で不安を訴えた人や、相談に訪れた人から健康状態を聞き、医学的な視点で助言する。必要に応じて診察を勧める。17年5月の時点で、全国の19都府県が同様の取り組みをしており、東北では秋田県が既に導入している。

 県警の担当者は「有資格者からの助言の方がより安心し、納得してもらえると思う。気軽に相談できる環境づくりを進めたい」と話している。

 運転に関する相談は同センター023(655)2150。

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