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「美」パネル展で最優秀賞 新庄・阿部さん撮影、人工雪の結晶

2018年04月25日 21:38
最優秀賞に輝いた「雪氷防災実験棟の人工雪」
最優秀賞に輝いた「雪氷防災実験棟の人工雪」
 新庄市にある防災科学技術研究所雪氷防災研究センター新庄雪氷環境実験所(雪氷研)の客員研究員阿部修さん(67)=同市桧町=が撮影した「雪氷防災実験棟の人工雪」が、第12回科学技術の「美」パネル展で最優秀賞に輝いた。同実験所の雪氷防災実験棟でできた人工雪の大きな結晶(長さ15ミリ)が、一直線に伸びる姿を捉えている。

 作品はモノクロ写真で、天然雪に近い「樹枝状結晶」を顕微鏡を使って6枚に分割撮影し、その後1枚に合成した。雪の結晶は6本の枝を持つ樹枝状の形が一般的だが、実験棟はそのうちの1本を人工的に成長させる装置を備えている。

 科学技術の「美」パネル展は、研究過程などで発生した普段見ることのできない美しい現象や画像の感動を共有して科学技術への興味を広げようと、科学技術団体連合が主催。今回は、2017年度に同連合加盟団体が推薦した作品から25点を選び、全国5科学館で巡回展示。各会場でのアンケートを含め、選考委員会(委員長・奈良人司日本技術士会専務理事)が最優秀賞1点、優秀賞9点を選んだ。

 選考で阿部さんの作品は「1本の樹枝が大きく伸びた貴重な雪の結晶を捉えている。未知の世界に真っすぐ突き進むメッセージ性が感じられる」と高く評価された。表彰式は12日に東京で行われた。阿部さんは第8回展で優秀賞を受けている。

 「鮮やかなカラー作品が多い中で、シダ植物を写したようなモノクロ作品が逆に際立ったのではないか」と阿部さん。「昨年度は実験棟ができて20年目だった。当初から関わった実験棟の雪の結晶を撮影し、退職の年に最高賞を受賞できた。不思議な巡り合わせを感じる」と話している。

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