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睡眠障害は大丈夫? 山形市「こころの体温計」に新項目

2018年05月17日 11:50
睡眠障害チェックの診断が終わると、羊のキャラクターが登場し、点数を教えてくれる
睡眠障害チェックの診断が終わると、羊のキャラクターが登場し、点数を教えてくれる
 自殺予防対策として山形市が2016年度からホームページ(HP)で運用しているメンタルヘルスのチェックシステム「こころの体温計」に今年4月から睡眠障害チェックの項目が新たに加わった。市は心の健康状態の把握に役立てほしいと積極的な利用を呼び掛けている。

 こころの体温計は東海大医学部付属八王子病院が人間ドック受診者用に開発した。県内では同市のほか3市で実施している。システムでは本人や育児中の母親、家族向けなどのメニューがある。健康状態など四択の質問に答えるとストレス度や落ち込み度が、羊や猫、水槽の中で泳ぐ金魚などの絵に表れる仕組み。また精神医療など悩みに応じた相談窓口も掲載している。

 今回新たに導入された睡眠障害チェックは「運転中、数分間信号待ちをしているとき、眠くなることは」など八つの質問に答え、受診の目安が点数化される。また「睡眠時間は人それぞれで、日中に元気はつらつに過ごせることが快適な睡眠のバロメーター」など、より良い睡眠のための7か条なども紹介している。

 市によると、16、17年度のアクセス数は延べ計11万5千件。市内の利用は7割、市外は3割で、利用者は女性がほぼ7割を占め、30~40代が多くなっている。ストレスを感じていることとして「病気」や「経済問題」のチェック比率が高く、他の年代と比べると10~20代の女性に、何らかのケアの必要性が高い結果が出ており、アクセス数が4、5、9月に上昇する傾向にあることも特徴だ。

 同市内の自殺者は年間40~50人。市は本年度、自殺対策計画策定を目指し、関係者のネットワークを構築しながら、相談窓口を増やしていく計画を掲げる。市健康課は「相談先が見つけにくい若年層などに向け、周知を図っていきたい。自分や家族、周りの大切な人たちの命を無駄にしないよう、自身の健康と心の健康に目を向けるきっかけになれば」としている。

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