県内ニュース芸術に触れる、体験型イベント多数 9月開催の「山形ビエンナーレ」詳細
2018年05月23日 11:20
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「山形ビエンナーレ2018」の公式パンフレット
ビエンナーレは2年に1回開く芸術祭で、3回目となる今回の会期は9月1~24日。招待する参加アーティストは、絵本作家のミロコマチコさん、ビジュアルデザインスタジオ「WOW」、詩人の和合亮一さんなどで、初めて山形交響楽団が登場する。山形市の文翔館周辺、東北芸術工科大の両エリアを主会場に、「企画展」「ライブ」「トーク」「上映会」として計33のプログラムを実施する。 また「山のような100ものがたり」と銘打った企画を展開し、本県の魅力を再認識してもらうようなアート作品100点を芸工大に展示する。学生や卒業生も出品者に名を連ねることから、ビエンナーレ全体の参加アーティストが大幅に増加。イベントのスケジュールなどは、完成した公式パンフレットに掲載しており、ウェブサイトを通じても確認できる。 多くの来場者を呼び込むため、各種イベントは週末を中心に実施。プログラムディレクターを務める宮本武典教授は「家族で参加してもらい、特に子どもたちにアートに触れる機会をプレゼントしたい。分からないことがあればスタッフに聞いてもらい、そこから生まれるコミュニケーションを大切にしたい」と話す。 問い合わせは、ビエンナーレ事務局023(627)2091。
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