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イノシシ被害への対策学ぶ モデル地区・長井で初研修会

2018年06月12日 11:23
イノシシが通った畑で痕跡などを確認する参加者=長井市上伊佐沢
イノシシが通った畑で痕跡などを確認する参加者=長井市上伊佐沢
 県の2018年度「地域ぐるみで行う鳥獣被害対策支援事業」のモデル地区になっている長井市上伊佐沢の上地区で10日、第1回の研修会が開かれた。住民や猟友会メンバー計40人が参加し、地区でも近年増えているイノシシ被害への対策について、専門家の講義などを通じて理解を深めた。

 上地区公民館では、埼玉県農業技術研究センター鳥獣害防除研究チームの古谷益朗担当部長が被害の現状や要因を紹介した。「農産物の廃棄は無意識な餌やり」「遊休農地などは安全なすみかになる」などと指摘し、動物の餌場や隠れ場の撤去が不可欠なことを強調した。市販の撃退グッズの中には効果が現れないものもあると明かし、「誤った情報や推測で行動するのは危険だ」と語った。

 畑を囲む柵の設置については「イノシシへの最高の嫌がらせ」と有効性を強調した上で「外側に人が歩くコースを作って朝夕に1周するのもいい」とした。駆除や被害防止の設備に頼るだけではなく、動物に人の姿や痕跡を見せて、遠ざけることの重要性を説いた。

 参加者は、実際に被害に遭った畑も確認した。上地区の佐藤裕太郎地区長(67)は「自家用野菜を栽培する住民が多いこともあってか、これまで対策の意識は高くなかった。本腰を入れたい」と話した。

 研修は計3回を予定。今後は実際に畑に柵を設置するなど具体策を学ぶ。

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