県内ニュース

このエントリーをはてなブックマークに追加 チェック

見せます!感性の大輪 天童高・華道部ペア、全国花いけバトル出場へ

2018年08月11日 14:42
真剣な表情で稽古に励む森谷祐依さん(右)と柴田菜々さん=天童高
真剣な表情で稽古に励む森谷祐依さん(右)と柴田菜々さん=天童高
 17日に高松市で開幕する「第2回全国高校生花いけバトル」に、天童高華道部の女子2人が出場する。東北で1枚の切符をゲットしての参戦だ。わずか5分で花を生ける即興、美しい所作が勝負を分ける。全国の舞台でより大きな花を咲かせようと、2人は技と感性を磨いている。

 学校の来賓玄関で稽古は始まった。季節の花を選び水切りするのは2年の柴田菜々さん、花器に飾り付けていくのは3年森谷祐依(ゆい)さんの役割だ。レースフラワー、ヒマワリ、デルフィニウムが差され、見る見る華やいでいく。

 「残り1分」の声がかかると、片付けも並行して進める。コーチで小原流一級家元教授、阿部華翠(かすい)さん(河北町)から、「中心が定まっていない」とアドバイスが飛んだ。

 華道、フラワーアレンジメントの経験は問わない。制限時間5分。準備された花器・花材を使い生ける。対戦形式で選手はバトラーと呼ばれる。勝敗判定は審査員と観客が行う。それが花いけバトルのルールだ。6月に仙台で開かれた東北大会で本県勢は天童、山辺両高のみで他は宮城勢。顧問の太田恵教諭いわく「完全アウェーの中で観客の心もつかんだ」。

 2人とも花の世界は高校に入ってから。「カーネーションやバラなど洋の花が好き」(柴田さん)、「イメージ通り形作れるのが楽しい」(森谷さん)と引き込まれた。好みに違いはあるが、共通する思いは「いかに花を生かすか」。東北大会では派手な飾り付けが多い中、種類が少なく、盛りすぎない2人の作品がかえって際立った。

 加えて、高い評価を得たのが所作。落ち着いて一本一本丁寧に生けることを心掛け、シートを敷いて切り払った枝や葉の後始末も時間内にやり終えた。

 大一番が迫る中、師匠が贈る言葉は「花は生き物。命と向き合う心で」と、至ってシンプル。教えを受けた2人も「楽しくやれればいい」と気負いはない。

関連記事

by weblio


おすすめニュース

文字サイズ変更
  • 小
  • 中
  • 大

県内7市発行メールマガジン登録無料

ふるさとだより

毎週木、金曜日配信中!

ニュース特集

スポーツ

教育・子育て

おでかけ

暮らし情報

twitter発信中

山形新聞からお知らせ

  1. 【2018年8大事業】
     山形新聞、山形放送の2018年の8大事業が決まりました。詳しくは、こちらから
  2. 【やましん公式FB】
     山形新聞社は、インターネット交流サイト「フェイスブック(FB)」の公式ページを新設しました。
     公式ページでは山形新聞のニュースのほか、本社からのお知らせなどを中心に紹介します。
     アドレスは、こちらから
  3. 【やましんe聞で動画視聴】
     読者限定の電子版「やましんe聞」で動画を閲覧できる新サービスを始めました。詳しくは、こちらから。
  4. ◆中学、高校の各種スポーツ大会の記録を紹介。検索機能も備えています。アクセス方法はこちら
  5. ◆探したい記事がきっと見つかる、山形新聞記事データベース。他社DB横断検索が便利な日経テレコンジー・サーチファクティバ
  6. ◆県外でも今日の朝刊が朝一で読める「お届け電子版
  7. ◆ニュース速報、高校野球、モンテ情報、おくやみ… 身近な情報を携帯で確認「モバイルやましん
  8. ◆故郷の話題をメールでお届け、ふるさとメール会員募集(登録無料)
山形新聞から
販売から