県内ニュース

山形市の景観計画案まとまる 中心市街地~山岳自然、9類型で整える

2018年10月10日 13:44
PR
 山形市の景観計画案がまとまった。2019年4月の中核市移行に伴って、景観法に基づく制度を新たに活用できることから、根幹となる独自策を明文化。地域特性に合わせ、市民、事業者、行政が協働で景観施策に取り組む指針とする。

 「歴史と文化を育み 人とまちをつなぐ 景観を未来へ」とする基本理念の下で、市の自然、歴史、文化の特性を踏まえた景観像と基本方針を設定した。市内を自然、田園、市街地の3ゾーンに分け、さらに中心部から周辺部に向けて(1)中心市街地(2)伝統市街地(3)沿道商業(4)市街地住宅(5)果樹田園(6)田園内産業(7)山麓自然(8)谷地自然(9)山岳自然―に類型した上で、それぞれの方針を定めた。例えば(2)ならば社寺などをランドマークとした落ち着きある景観整備、(4)なら快適性の高い緑豊かな住宅地としての景観形成などとうたう。

 建築や開発に対しては新たに(1)~(9)ごとに「景観形成基準」を設けた。高さ15メートル以上や、面積500超~1千平方メートル超など大規模な案件に対して届け出を求め、太陽光発電なども規模によって対象とする。

 屋外広告物についても同様に(1)~(9)ごとに形態や色、素材などで制限事項を設け、特に(2)では赤色や黄色の彩度の基準を低く設定している。

 今後、地域住民が具体的に関わるのが「景観重点地区」。特に市のシンボルや特性を持ち、計画的な整備や保全などが活性化につながる地区に対し、市が指定し、屋外広告物に関する独自ルールを設ける。山寺などが想定されている。規制とは逆に緩和を特別許可する「広告物特別活用区域」も用意する。「協働」の観点から地区の指定や、問題解決のプロジェクトの立ち上げ、景観発掘など市民、行政の役割も盛り込んだ。専門家に委嘱する「まちなみデザインアドバイザー」の派遣や、市民による景観サポーターの登録制度、景観協議会の新設も見込んでいる。

 計画案は市のホームページなどで入手でき、市は12日午後7時と14日午前10時からぞれぞれ中央公民館で意見交換会を開催する。10月16日まで市民の意見を募っている。問い合わせは市都市政策課023(641)1212内線512。

関連記事

by weblio


おすすめニュース

文字サイズ変更
  • 小
  • 中
  • 大

県内7市発行メールマガジン登録無料

ふるさとだより

毎週木、金曜日配信中!

ニュース特集

スポーツ

教育・子育て

おでかけ

暮らし情報

twitter発信中

山形新聞からお知らせ

  1. 【2018年8大事業】
     山形新聞、山形放送の2018年の8大事業が決まりました。詳しくは、こちらから
  2. 【やましん公式FB】
     山形新聞社は、インターネット交流サイト「フェイスブック(FB)」の公式ページを新設しました。
     公式ページでは山形新聞のニュースのほか、本社からのお知らせなどを中心に紹介します。
     アドレスは、こちらから
  3. 【やましんe聞で動画視聴】
     読者限定の電子版「やましんe聞」で動画を閲覧できる新サービスを始めました。詳しくは、こちらから。
  4. ◆中学、高校の各種スポーツ大会の記録を紹介。検索機能も備えています。アクセス方法はこちら
  5. ◆探したい記事がきっと見つかる、山形新聞記事データベース。他社DB横断検索が便利な日経テレコンジー・サーチファクティバ
  6. ◆県外でも今日の朝刊が朝一で読める「お届け電子版
  7. ◆ニュース速報、高校野球、モンテ情報、おくやみ… 身近な情報を携帯で確認「モバイルやましん
  8. ◆故郷の話題をメールでお届け、ふるさとメール会員募集(登録無料)
山形新聞から
販売から