県内ニュース

人気の雑貨店…“勇退”へ 新庄・もがみ体験館で自然や文化紹介

2018年10月16日 12:51
もがみ体験館の管理運営に19年間尽力してきた鈴木信夫さん=新庄市・同館
もがみ体験館の管理運営に19年間尽力してきた鈴木信夫さん=新庄市・同館
 新庄市のJR新庄駅に隣接する最上広域交流センターゆめりあ内の「もがみ体験館」。その運営を担い、19年にわたって最上の自然や文化を紹介してきた木製雑貨店が、今月いっぱいで撤退することになった。子どもたちに人気でリピーターも多かったクラフト体験やカブトムシの展示は終了する。運営会社代表取締役の鈴木信夫さん(69)は「大勢の人に喜んでもらえ幸せだった」と振り返る。

 ゆめりあは最上広域市町村圏事務組合が整備し、山形新幹線が新庄に延伸した1999年に開館した。もがみ体験館は、地元の自然を紹介する写真や資料を、いくつもの標本箱にまとめて展示。これまでに延べ約300万人が訪れている。

 運営していたのは「木ら木ら星」(同市鉄砲町)。フロアの一角で自然素材のパーツなどを販売し、クラフト体験として購入者にキーホルダーや写真立て、リースの作り方を教えてきた。楽しみながら自然に触れられると好評で、山形市の園児が課外授業として新幹線に乗って訪れることもあったという。

 鈴木さんはオープン前、展示企画業者から依頼を受けて構想に携わった。「当初案では展示するのは標本箱だけ。2、3年で飽きられてしまうと思った」。そこで体験事業を提案し、実現した。さらに、初夏になると、海外のカブトムシやクワガタを展示。訪れる子どもたちは夢中になり、名物行事となった。

 体験事業などは31日で終了するが、木の実やキノコなどの標本箱の展示は続く予定。鈴木さんは、もがみ物産協会の代表取締役も務めており、今後はゆめりあ内のもがみ物産館の運営と後継育成に力を注ぐつもりだ。「物産館を地域を活性化させられる情報発信の場にしていく」と語った。

関連記事

by weblio


おすすめニュース

文字サイズ変更
  • 小
  • 中
  • 大

県内7市発行メールマガジン登録無料

ふるさとだより

毎週木、金曜日配信中!

ニュース特集

スポーツ

教育・子育て

おでかけ

暮らし情報

twitter発信中

山形新聞からお知らせ

  1. 【2018年8大事業】
     山形新聞、山形放送の2018年の8大事業が決まりました。詳しくは、こちらから
  2. 【やましん公式FB】
     山形新聞社は、インターネット交流サイト「フェイスブック(FB)」の公式ページを新設しました。
     公式ページでは山形新聞のニュースのほか、本社からのお知らせなどを中心に紹介します。
     アドレスは、こちらから
  3. 【やましんe聞で動画視聴】
     読者限定の電子版「やましんe聞」で動画を閲覧できる新サービスを始めました。詳しくは、こちらから。
  4. ◆中学、高校の各種スポーツ大会の記録を紹介。検索機能も備えています。アクセス方法はこちら
  5. ◆探したい記事がきっと見つかる、山形新聞記事データベース。他社DB横断検索が便利な日経テレコンジー・サーチファクティバ
  6. ◆県外でも今日の朝刊が朝一で読める「お届け電子版
  7. ◆ニュース速報、高校野球、モンテ情報、おくやみ… 身近な情報を携帯で確認「モバイルやましん
  8. ◆故郷の話題をメールでお届け、ふるさとメール会員募集(登録無料)
山形新聞から
販売から