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えっ!君が何で飛島に 国内初?ルビーキクイタダキ確認

2018年11月06日 11:03
国内で初めて観測されたとされるルビーキクイタダキ(簗川堅治さん提供)=酒田市・飛島
 日本野鳥の会県支部長の簗川堅治さん(51)=天童市南小畑4丁目=が、本県唯一の離島飛島(酒田市)で、北米に生息する野鳥「ルビーキクイタダキ」の撮影に成功した。簗川さんによると、ルビーキクイタダキが日本で観察、確認されるのは初めてという。

 ルビーキクイタダキは、国内で最小の鳥の一種であるキクイタダキの仲間。大きさは10センチ程度で、北米やアラスカに分布している。冬季になるとアメリカ南部などに移動するという。キクイタダキは頭頂部が黄色やオレンジ色だが、ルビーキクイタダキは赤色をしている。普段は隠れていて見えないが、雌へのアプローチや警戒した時に現れる。

 東京都の愛鳥家が先月26日、バードウオッチングで飛島を訪れた際に発見。連絡を受けた簗川さんは翌27日、島に渡り島内の畑で、鳥よけの網の上に止まっている鳥を見つけて撮影した。「ヨモギに付いていたアブラムシをついばんでいた」と話す。1日に何度か同じ場所に戻ってきていたが、同29日を最後に姿は確認できなくなった。

 飛島に飛来した理由について、簗川さんは「通常ならやって来ることはないが、風に飛ばされるなど、気象条件によってたどり着くことがある。また、若鳥だと渡りの経験が浅く迷うケースも考えられる」と分析しながらも、今回の飛来ルートは不明という。

 「野鳥の宝庫」の飛島は、年間を通じて300種近い野鳥が飛来するとされている。2015年には、ヨーロッパなどに夏鳥として生息し、中央アフリカや南アフリカなどで越冬する「ノドジロムシクイ」が、国内で初めて観測された。簗川さんは「まさか飛島でルビーキクイタダキを見られるとは思わず、驚いた。飛島の自然の豊かさを感じた」と喜んでいた。

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