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“実質9人”つかんだ準V 3小学校の合同野球チームが快挙

2018年11月06日 11:31
全国を見据えて練習に励む寺津野球スポーツ少年団メンバーら=天童市寺津小体育館
 天童市の寺津野球スポーツ少年団が、東北学童軟式野球新人大会県予選で準優勝を飾った。部員は実質9人で1、2年生もレギュラーだ。寺津小は市郊外にあり、1番の小規模校。どこか、夏の甲子園で旋風を起こし東北に勇気を与えた秋田の金足農高を思わせる。来年の本番で目指すは全国だ。

 夜の寺津小体育館に元気な声が響く。テニスボールでノック、カラーボールでの打撃と工夫した練習メニューだ。オフシーズンの今は筋トレにも力を入れる。大柄なのは来春卒業の同小6年瀬野幸大君。残る9人が新人戦準Vメンバーで、みんな小柄だ。

 快進撃続きの新人大会だった。東南村山地区予選で31チームの頂点に立つと、9月に鶴岡市で開かれた県大会でも逆転の連続で決勝へ。連戦になった最後は集中力が切れたが、存在感は十二分に発揮した。

 メンバーは寺津小5人と荒谷、高擶小が2人ずつ。ナインの弟妹2人をベンチに入れてはいるが、戦力には考えない。スポ少で1学年の差は大きく、強豪は高学年で固めてくる。しかし代えのきかない寺津は4年生が2人、荒谷1年の佐藤塁都(るいと)君と寺津2年の大石暁仁(あきと)君も正外野手だ。

 強さの秘密は何か。保護者会長の太田潤さん(39)いわく「あり得ない漫画みたいなチーム」。塁都君はスライディングキャッチもすれば、ホームランも放つ。野球を去年始めたばかりの大石君も粘っこい打撃に定評がある。「火が付くと止まらない。1足す1が2ではなく、掛け算のように乗ってくる」

 軟式野球新人交流大会の東南村山地区大会でも4強入りし、来年5月に始まる本番でのシード権を得た。大木孝浩監督は「勝ちたいという気持ちが芽生え、きれいな丸を形作るようになってチーム力が上がった」と解説。「保護者の力強いバックアップも武器」と付け加える。主将の荒谷5年佐藤蓮斗(れんと)君は「低学年も楽しんで付いてきてくれる」。目標を聞くと「優勝して全国」と言い切った。

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