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プロの舞台へ猛稽古 米沢・金剛流能公演に地元小学生ら出演

2018年11月07日 12:04
練習用の長ばかまをはき、金子晃会長から所作の指導を受ける子どもたち=米沢市・伝国の杜
 米沢市の伝国の杜置賜文化ホールで10日に開催される金剛流能公演で、同流派若宗家の金剛龍謹(たつのり)さん(30)=京都府=が出演する「鞍馬天狗 白頭」に置賜地域の子どもたち8人が出演する。金剛流が受け継がれてきた米沢ならではの特別な計らいで、子どもたちも貴重な経験の機会を楽しみにしている。

 能楽金剛流は京都を拠点に発展した。米沢では上杉家の藩主が愛好し、現在でも同流派が盛んな土地となっている。

 「鞍馬天狗」は幼少時の源義経(牛若丸)が登場する物語で、牛若丸と共に子どもたちが多数登場する。通常のプロの公演では、役者の家に生まれて稽古を積んだ子方などが出演する。今回は金剛さんが「米沢は特別な町。せっかくだから地元の子どもが出てみたら」と提案した。

 牛若丸役は、多数の舞台経験を持つ東京の小学6年生が務める。置賜の子どもたちは牛若丸の後に続くため、身長が高過ぎないことなどを条件に、米沢金剛会(金子晃会長)の会員の知り合いなどから選んだ。

 選ばれたのは幼稚園年長から小学4年でほとんどが未経験者。出演するのは約1時間の舞台の前半の15分程度でせりふはないが、長ばかまをはいて歩いたり、長時間動かずにじっとしたり、独特な決まり事も多い。本番と同じ出演者で行う前日稽古の前に、子どもたちは金子会長(71)の指導で練習を行っている。松川小3年星陽菜さん(9)は「腕を丸くしておくところとかが大変だけど、舞台に出るのはわくわくする」と話していた。

 当日は午後2時開演で、鞍馬天狗と、和泉流の人間国宝野村萬さんによる狂言「咲嘩(さっか)」がメイン。冒頭には伝国の杜こども狂言クラブの発表もある。チケットの問い合わせは同ホール0238(26)2666。

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