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皇太子さま、広く温かなまなざし 担い手の声じっくり

2018年11月09日 11:32
県内の青年農業者から農業に対する取り組みや収穫品について熱心に聞かれる皇太子さま=上山市・日本の宿古窯
 第21回全国農業担い手サミットinやまがたに出席するため来県した皇太子さまは8日、若者たちの農業に懸ける思いに耳を傾けるとともに、本県の特別支援教育や障害児の機能訓練の様子を視察された。新天皇即位を控える中、県民に温かな人柄を改めて印象づけ、皇太子として最後とみられる来県日程を終えた。

 担い手サミットに先立ち、上山市の県立ゆきわり養護学校を訪れた皇太子さまは、文化祭に向けた高等部のバザーのリハーサルを見学された。会計担当の生徒が丁寧にお釣りを計算する姿を優しい笑顔で見つめ「領収書もきちんと渡しているのですね」「文化祭は楽しみですか」と声を掛けた。併設する県立こども医療療育センターでは女子生徒が歩行訓練する姿などを見守り、「頑張ってくださいね」と励ましていた。

 引き続き、皇太子さまは宿泊した上山市の日本の宿古窯に戻り、青年農業者との交流会に出席された。県内各地で水稲や畜産、果樹栽培などを営む30代の10人から説明を受けると、一人一人とにこやかに言葉を交わし、会食も交えながら将来を担う若者たちを激励した。

 「今年は雨が降らなくて大変でしたね」と話し掛けられたという成沢貴行さん(37)=酒田市=は「おおらかな方だったが(最初に声を掛けられたので)緊張した。質問は核心を突いた内容だった」と印象を語った。井上貴利さん(37)と夏さん(37)夫妻=鶴岡市=は県産米「つや姫」を使った菓子を紹介。すると皇太子さまが吉村美栄子知事を振り返り、「食べたことはありますか」と尋ねられるシーンもあった。

 皇太子さまは山形市の山形国際交流プラザで開催された担い手サミット臨席後、JR山形駅で吉村知事らの見送りを受け、午後5時すぎの山形新幹線つばさ154号で本県を離れられた。

2日間の日程を終えた皇太子さまがJR山形駅に到着され、市民が小旗を振って迎えた=山形市(代表撮影)

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