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被爆ピアノで平和コンサート 山形の中学・高校

2018年11月15日 19:38
被爆ピアノを使った小林路子さんの演奏に耳を傾ける生徒=山形市高楯中
 広島市に投下された原爆で被爆(損傷)したピアノを奏でる平和コンサートが15日、山形市内の中学校や高校で開かれた。生徒たちは傷痕が残るピアノから生み出される音色に心を揺さぶられながら、生命や夢を奪う戦争の愚かさ、平和の意味を深く見つめた。
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 高楯中(有路智子校長、182人)には、昭和初期に製造され爆心地から1.8キロの民家で損傷したピアノが運び込まれた。側面などには爆風で突き刺さったガラス片の跡が生々しく残る。調律師矢川光則さん(66)=広島市=が、所有者から譲り受けて修理したピアノを使い、全国でコンサートを開いている。

 ピアニスト小林路子さん(山形市)がラベル「水の戯れ」やチャイコフスキー「ユモレスク」など9曲を情感豊かに演奏。また生徒による伴奏と指揮で「花は咲く」を全員で合唱した。

 いずれも3年の鑓水瑠李(るい)さん(15)は「演奏してみると鍵盤が軽く深い音色がした」、山川凜(りん)さん(15)は「人の心を動かす奇跡の音色」と感じ入り、井上雄盛(ゆうせい)さん(15)は「矢川さんが広島を知ってもらうためにピアノを修理したことを知った。素晴らしいこと」と話した。矢川さんは「生徒がピアノを深く理解していることが声や演奏、まなざしから伝わってきた」とうなずいた。

 県内と宮城県で今月10日から開いているコンサートの一環。18日にかけて小中高校など17カ所を巡っている。

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