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長井市長選を振り返って 「信任」色濃く、内谷市政の継続望む

2018年11月19日 07:52
長井市長選で4選を決め、万歳する内谷重治氏(中央)=長井市館町南の選挙事務所
 18日に投開票が行われた長井市長選は、現職の内谷重治氏(62)が新人で共産公認の今泉義憲氏(85)を大差で退け4選を決めた。市民は3期12年の内谷市政の継続を望んだ形だ。投票率は過去最低の51.82%で、事実上の「信任投票」の色合いが強かったこともあり、有権者の関心は高まらなかった。

 内谷氏は今年6月に立候補を表明した。自民党県連と党市支部、公明党県本部の推薦を受け、市内全域の後援会などを軸に運動を展開。財政再建の成果や公共施設整備による市街地活性化策などをアピールし、知名度を生かして終始、優位を保った。

 今泉氏は告示の約2週間前に出馬の意思を明らかにした。市の市役所新庁舎の移転新築計画などに関し、一部市議の声が反映されていないと主張。批判票や浮動票の獲得を狙ったが広がりを欠いた。

 共産党市議らは当初、無投票阻止に向けて無所属候補擁立を検討したが実現しなかった。急きょ選挙戦となったが故に、政策論争がないまま告示日を迎えたことも投票率低下の一因だろう。

 内谷氏は市の財政健全化を踏まえ「次世代につなぐバトン」としてハード、ソフト両面で積極的な施策を掲げる。市民が注目している一方、将来の負担増を懸念する声も少なくない。公共施設の有効活用や、近隣自治体との連携も含めた観光交流拡大など課題は待ったなしだ。引き続き市政トップの手腕が問われる。(長井支社・五十嵐聡)

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