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雪害死者が既に6人、前年同期の倍に 県内、今週末は落雪に注意

2019年01月11日 10:06
男性が屋根から落ちてきた雪に巻き込まれ、亡くなった現場=昨年12月31日、朝日町
 県内で除雪や屋根の雪下ろし中の事故が相次いでおり、今季は既に6人が死亡し、過去5年で最も死傷者数が多かった昨季の同じ時期の2倍となっている。今週末は一日の寒暖の差が大きくなると予想され、落雪の危険性も高まるため、県は雪害事故防止の注意喚起情報を発表し、安全対策の徹底を訴えている。

 県危機管理課のまとめでは、今季の雪害事故の死傷者は10日現在31人で、死者以外では重傷15人、軽傷10人となっている。過去5年で見ると、昨季の被害が最も多く、死傷者が170人で、このうち死者は16人だった。ただ、昨季は同時期の死者が3人にとどまっており、今季の6人は「異常ペース」と関係者は指摘する。

 今季の死傷者の原因別では、屋根からの転落が最多の17人で、除雪時の転倒7人、落雪に巻き込まれたのが4人、除雪機のローターに挟まれるなどしたのは3人となっている。新庄市では自宅の小屋の雪下ろしをしていた82歳の男性がはしごを使って作業中に転落して死亡し、舟形町では自宅周辺で除雪作業中の89歳の男性が水路に落ちて亡くなった。米沢市では作業中の除雪車にひかれ、65歳の男性が犠牲となった。死傷者全体の約8割が高齢者となっている。

 今週末は朝の冷え込みが厳しいものの、日中は気温が上がると見込まれ、積もった雪が屋根などから落ちる危険性が高い。落雪に巻き込まれる事故は、既に昨年の大みそかに朝日町で発生し、88歳の男性が亡くなっている。

 県危機管理課は「さらに降雪が続けば、昨季並みの被害数になりかねない」と危機感を募らせる。ヘルメットや命綱の使用や除雪機を使う際の安全配慮の徹底に加え、高齢者は1人で作業しないよう呼び掛けている。

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