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山寺芭蕉記念館、外国客の人気急上昇 18年度の来館者、すでに最多

2019年01月12日 12:00
冬場の外国人来館者が増えている山寺芭蕉記念館=山形市山寺
 山形市の山寺芭蕉記念館に訪れる年間の外国人来館者が過去最多に達した。山寺の雪景色などを目的とした台湾人旅行客が増加。東北への直行便で県内を訪れているとみられ、インバウンド(海外からの旅行)加速の兆しをうかがわせる。

 同館によると、外国人は年度ごとに旅行会社からの団体客の申し込みと、外国語パンフレットの配布数でカウントしている。近年はパンフレット配布数が英語、中国語はそれぞれ200部前後で推移していたが、中国語のパンフレットが17年度は597部、18年度は12月25日までで574部に上った。

 記録している実数としても、台湾旅行会社からの団体客申し込みはうなぎ上り。13年度はわずか80人だったにもかかわらず、16年度に前年度比3倍の計359人に急伸。17年度は計544人、18年度は12月までで計786人に達し、それぞれ5割近い伸び率となった。

 背景には仙台、山形のチャーター便の運航が寄与しているとみられる。同館をツアーに組み込む台湾の旅行会社は、「仙境伝説」「雪舞粉飛」と題し、仙台空港を経由して本県など東北を巡る旅行商品を販売し、旅客は奥の細道の史跡や蔵王温泉などに足を運んでいる。

 山寺にとっては課題だった冬期間の誘客が図られている。芭蕉記念館では本年度、日本遺産「山寺が支えた紅花文化」の登録を受けた企画などで前年度を上回る来館者を数えていたものの、夏場は天候不順で伸び悩んだ。しかしここにきて冬場における台湾客の効果で前年度並みまで回復。高倉正則館長は「閑散期だった冬期間の集客に本年度は重点を置いている」と台湾からの観光客増加を歓迎し、「館内に中国語の案内の紙を貼ったり、入館時間を柔軟に対応したりしている」と即応できるおもてなしを口にした。

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