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畜産経営プランで全国2位 学生懸賞論文で農大校生2人

2019年02月12日 10:32
表彰盾を手にし、受賞を喜ぶ日塔龍希さん(左)と伊藤虎さん=新庄市・県立農林大学校
 農業機械開発・製造などを手掛けるヤンマーアグリ(大阪市)主催の「第29回ヤンマー学生懸賞論文・作文」で、県立農林大学校(新庄市、石川一夫校長)畜産経営学科の学生2人の共同論文が全国2位に当たる特別優秀賞に輝いた。水田放牧を軸とした中山間地域での農業振興策を提案し、高い評価を受けた。

 2人は日塔龍希さん(20)=村山市出身=と伊藤虎(たいが)さん(20)=小国町出身。全国の短大、農業大学校、大学などの学生を対象に先駆的農業に関した提言を求めた「論文の部」に昨年応募し、全41点の中から、大賞1編に次ぐ特別優秀賞に他の1編とともに選ばれた。

 日塔さんは今春卒業後、小国町で就農し、伊藤さんも同町の畜産会社に勤務予定。そこで高齢化の進行で担い手が不足し耕作放棄地が増えている現状を踏まえ、中山間地域・小国で畜産を行うビジネスモデルを考えた。▽耕畜連携による水田放牧面積の拡充▽国産飼料のみで廃用繁殖牛を肥育し上質赤身肉を生産―などを柱に据え、水田の有効活用、国産飼料の利用増を実現させて中山間地農業の振興を目指すと訴えた。

 「2番目の賞をもらえるとは思わず、うれしい驚き。就農に不安な面もあったが、大きな自信につながった」と2人は喜んでいる。

 このほか、論文の部では本県乳用牛の繁殖成績改善案を提示した同科2年の佐藤綾音さん(19)=南陽市出身=が全国3位に当たる優秀賞を受賞した。また596点の応募があった「作文の部」では、農産加工経営学科の小川さおりさん(20)=飯豊町出身、野菜経営学科の若木健之介さん(21)=山形市出身=と奥山うららさん(20)=仙台市出身=の2年生3人が銅賞に輝いた。

 同校は、未来を見据えた学生たちの経営プランや農業への考えが確実に全国に認められるレベルになっていると喜んでいる。

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