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学生起業支援へ山形大工学部が新会社 取締役に学生ら、リスク軽減で挑みやすく

2019年03月26日 12:43
学生など起業家を資金面などでサポートする新会社を設立した山形大工学部の学生。左から4人目が宇田恭太社長=米沢市
 山形大学工学部は25日、ベンチャー企業の立ち上げを考えている学生らを資金面などで支援する新会社を設立したと発表した。同学部の学生らが取締役となり、株式を発行するなどして得た資金で、学生起業家らに投資する。新事業が軌道に乗れば子会社として独立させる計画だ。当面は3年後までに15事業を手掛け、うち3社ぐらいが起業できることを目標とする。同日、同学部で関係者が記者会見し、明らかにした。

 新会社名は「インキュベーションポートやまがた」。社長には同大大学院理工学研究科博士前期課程の宇田恭太さん(24)が就任し、ほか5人の取締役を同学部の学生らが務める。

 起業に踏み出せない学生の多くが「自己資金不足」「失敗したときのリスク」を挙げるという。障壁をなくすために起業家育成などを目的とした山形大の「EDGE(エッジ)―NEXT(ネクスト)人材育成プログラム」を受講した宇田社長らが、学生に挑戦しやすい場を提供しようと、発案し、起業した。

 4月に1株1万円の株式を発行、主に県外の投資家ら同社を支援する15人に取得を打診する予定といい、宇田社長は「応じていただければ当面、150~500万円の事業資金を確保できる」と話している。

 新年度から取り組む事業は「米沢織を使った若者向け商品」「ひめさゆりの酵母を使った日本酒」「スマートフォン向け運転代行予約、料金支払い用アプリ」―の3事業。収益性の見極めや事業計画の立案など起業に向けた準備を始める。

 記者会見には宇田社長、飯塚博工学部長、小野寺忠司同大国際事業化研究センター長も出席した。小野寺センター長は「起業家を育成するだけでなく、次世代を背負っていけるような“尖(とが)った”人間を作っていきたい」と抱負を語った。

 同社への連絡は電子メールで。アドレスはuda@ipy.co.jp

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