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郷土の歴史と宝知って、語って 西村山広域連携協・教材作成、高校に

2019年05月20日 14:43
教材のサクランボ編では栽培の様子を紹介している
 高校生の地元定着や将来のUターンの動機づけにしようと、西村山1市4町と県で組織する西村山地域広域連携協議会(会長・佐藤洋樹寒河江市長)は、「ふるさとを語れるようになろうプロジェクト」に取り組んでいる。管内の魅力を農産物、企業、歴史文化の面から学ぶ教材を昨年度に作成。本年度は1市4町の4高校で活用してもらい、生徒の地元への愛着を深める効果を狙う。

 人口減少対策として実施。若者の地元定着と回帰を大きな目標としつつ、古里を離れても西村山の良さを語り発信できる“セールスマン”になってもらう狙いもある。昨年度はプレゼンテーションソフトを使って教材を作成した。

 教材は6種類で、うち農産物編は3種類。地域を代表する名産のサクランボは、剪定や受粉など栽培の流れを写真付きで紹介し、農業になじみのない高校生でも理解しやすくした。収穫時期の人手確保が課題になっていることも説明。「佐藤錦」「紅秀峰」など品種の特徴も記した。農産物編ではコメ、その他の果樹と山菜も紹介する。

 企業編ではワインや日本酒造り、草履やスリッパ製造などを紹介している。朝日町ワイン(朝日町)の前身は、戦時中にワインから軍需物資「ロッシェル塩」を取り出すためつくられた会社だと解説。酒蔵の取り組みでは、洋食に合う日本酒開発などを盛り込んだ。

 歴史文化は最上川舟運、出羽三山信仰、紅花文化、寒河江市の慈恩寺などを取り上げている。最上川舟運では小鵜飼舟やひらた船の積載量などを説明。最上川の各市町からの美しい風景写真も載せた。

 協議会は各高校に教材を自由に使ってもらう考え。谷地高(河北町)では「キャリアデザイン」の科目で活用する方針で、「教材と併せて農家や企業担当者の話を聞くことも検討し、生徒に地域の魅力を伝えたい」とする。協議会事務局の県村山総合支庁西村山地域振興局の担当者は「自分たちの地域にはこんなに良いものがあると、高校生らに気付いてもらいたい」と有効活用を呼び掛けている。

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