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真正面から「愛」に挑む 「ヤマト」脚本の福井さん

2017年06月19日 18:35
劇場公開されるアニメ「宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち」の「第二章発進篇」の一場面((C)西〓義展/宇宙戦艦ヤマト2202製作委員会)
劇場公開されるアニメ「宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち」の「第二章発進篇」の一場面((C)西〓義展/宇宙戦艦ヤマト2202製作委員会)
 人気アニメをリメークした「宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち」の「第二章発進篇」劇場公開に合わせ、全7章のシリーズ構成と脚本を担当する作家の福井晴敏さんが「愛とは何か、というテーマに真正面から挑んだ。決してポジティブなだけではない、多面的な愛の形を描きたい」と、作品に懸ける思いを語った。

 「ヤマト」との出合いは小学生の頃。「アニメでこんな深い物語が作れるのか、と衝撃を受けた」という。代表作「亡国のイージス」をはじめ、艦船を舞台にした作品が多いのも「当時は意識していなかったが、ヤマトの影響があったのかもしれない」と明かす。

 自身の“原点”とも言うべき作品だけに「生半可な覚悟では関われなかった」と振り返る。このシリーズの原作となる「さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち」は、ヤマトの乗組員たちが「愛のため」に殉じる物語。「愛や正義の名の下にテロが頻発する現代だからこそ、このテーマから逃げてはいけないと思った」と話す。

 第二章では主人公古代進と婚約者森雪との間の亀裂や、難病の子どもを抱えた乗組員の葛藤など、さまざまな愛のドラマが描かれる。「原作の雪は男にとって都合のいい“理想の女性”だったが、現代の雪は自分の考えをしっかり持っている。二人の関係性にも注目してほしい」と話した。

 第二章は24日から、東京、大阪など全国20館で2週間限定公開。
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