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強制起訴制度、開始から10年 検察権限に風穴、9件で有罪2件

2019年05月21日 18:15
東京検察審査会が入る裁判所合同庁舎=東京・霞が関
東京検察審査会が入る裁判所合同庁舎=東京・霞が関
 検察審査会の議決に一定の法的拘束力を持たせた強制起訴制度の開始から21日で10年となった。この間、検察の不起訴処分について遺族らから審査を申し立てられたのは延べ約2万人に及び、13人(9事件)が強制起訴に至った。起訴判断を一手に握る検察の権限に風穴をあけたとの評価がある一方、有罪は2事件2人にとどまり、制度を疑問視する声もある。

 強制起訴制度を盛り込んだ改正検察審査会法は、裁判員法とともに2004年5月に成立し、09年5月に施行された。検察が起訴を見送った事件でも検察審査会が2度「起訴相当」と判断すれば、対象者は強制的に起訴される仕組みになった。
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