2016年スポーツ県内十大ニュース

今年も勝利の喜び、敗れた悔しさがあった。現役引退を惜しみ、若者の活躍に沸いた瞬間もあった。2016年のスポーツから本県関係の十大ニュースを振り返る。

1都市対抗野球、きらやか銀本大会へ

都市対抗野球本大会出場を決め、胴上げされるきらやか銀行の大向誠監督=6月、鶴岡市小真木原野球場 都市対抗野球本大会出場を決め、胴上げされるきらやか銀行の大向誠監督=6月、鶴岡市小真木原野球場

6月の第87回都市対抗野球第2次予選東北大会の第1代表決定戦で、きらやか銀行(山形市)が日本製紙石巻(宮城県石巻市)に2-0で勝利し、1952(昭和27)年の創部以来初めての本大会出場を決めた。県勢の出場は66年ぶり。

7月の本大会では、1回戦でパナソニック(大阪府門真市)と対戦。先発右腕の小島康明が好投し、延長十三回タイブレークの末に4-3で競り勝ち、県勢初の初戦突破を成し遂げた。2回戦は強豪の西濃運輸(岐阜県大垣市)と戦い、2試合連続の延長タイブレークに突入。1-2で惜しくも敗れた。

2リオ五輪競泳、小関メダルならず

8月のリオデジャネイロ五輪の競泳男子で平泳ぎの小関也朱篤(ミキハウス・羽黒高出)は200メートルが5位、100メートルが6位だった。400メートルメドレーリレーには第2泳者で出場し日本は5位に終わった。北島康介の後継者と目され、初めて立った五輪の大舞台。得意の200メートルでメダル獲得が期待され、本人も強い意気込みで臨んだが、タイムで0秒1届かなかった。悔しさを心に刻んだ24歳は、帰国後に「東京五輪への準備はもう始まっている」と2020年への強い決意を語った。

3モンテ低迷、不祥事も

「県民応援デー」の第28節京都戦でボールをクリアするGK山岸範宏(1)。試合は引き分けに終わった=8月、天童市・NDソフトスタジアム山形 「県民応援デー」の第28節京都戦でボールをクリアするGK山岸範宏(1)。試合は引き分けに終わった=8月、天童市・NDソフトスタジアム山形

サッカーJ2・モンテディオ山形は22チーム中14位。J1復帰どころかJ2残留争いを経験するなど苦闘が続いた。開幕から8試合連続で勝てず、後半戦も立ち上がりから10戦連続勝利なし。試合終盤の失点が多く波に乗れなかった。2014年から率いた石崎信弘監督は今季限りの退任が決定。来季はJ2愛媛などを指揮した木山隆之新監督を迎え、巻き返しを期す。

一方、GKの選手が児童買春・ポルノ禁止法違反などの容疑で逮捕される不祥事も(その後略式起訴、略式命令で罰金30万円を納付)。同社は11月に同選手との契約を解除した。

4プロ野球、楽天・栗原が引退

引退会見で家族や恩師への感謝の言葉を口にした栗原健太内野手(日大山形高出)=10月、仙台市 引退会見で家族や恩師への感謝の言葉を口にした栗原健太内野手(日大山形高出)=10月、仙台市

プロ野球・楽天の栗原健太内野手(日大山形高出)が今季限りで現役を引退した。スラッガーとして、2000年から在籍した広島で4年連続20本塁打以上と活躍し、第2回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場した。けがで出場機会を失い15年シーズン後に楽天に入団し復活を期したが、1軍出場はならなかった。プロ17年間で1082安打、打率2割9分3厘、本塁打153本、586打点。来季は楽天の2軍打撃コーチを務める。

5鹿島・土居、クラブW杯で躍動

サッカーJ1優勝、クラブワールドカップ(W杯)準優勝と躍進した鹿島で、MF土居聖真(山形市出身)が輝いた。特に世界が注目した12月のクラブW杯では、準決勝でPKを決め、欧州王者でスター軍団のレアル・マドリードとの決勝では同点ゴールをアシストするなど力を示した。小学生時代は同市のクラブで育ち、中学以降は茨城県の鹿島の下部組織でもまれ、今は日本屈指のチームで主力を張る24歳。一層の飛躍が期待される。



6Bリーグが開幕。2部に山形参戦

国内バスケットボール男子の複数リーグが統合して9月に新リーグとして開幕したBリーグの2部東地区に、パスラボ山形ワイヴァンズが参戦した。新たに棟方公寿ヘッドコーチを迎え、他チームとしのぎを削っている。リーグ戦は全60試合で、年内の26試合を終えて13勝13敗。東地区6チーム中3位につけている。プレーオフ進出を目指して、上位浮上に向けた戦いが続く。

7カヌーとSスケート、県勢が大活躍

カヌースプリントとスピードスケートの県勢が、インターハイと国体で大活躍した。カヌースプリントはインターハイで男女7種目を制し、男子の谷地高は学校対抗で優勝した。国体で本県は優勝8などで競技別の総合Vを果たした。スピードスケートはインターハイで山形中央高勢が優勝2をつかむと、国体で県勢は優勝3などで競技得点を123点とし過去最高を更新した。

8新スタジアム構想、株式会社設立へ

サッカーJ2・モンテディオ山形の新スタジアム構想に関し、新施設の基本計画策定や資金調達、建設後の運営に携わる事業主体として、民間主導で株式会社が設立されることになった。早ければ来年1月にも立ち上げる。経済、金融、スポーツ、メディアの代表者による検討委員会が11月の会合で決定した。

9女子ゴルフ・大江が2勝目

国内女子プロゴルフツアーで大江香織(山形市出身)が3月のTポイント・レディースを制し、ツアー通算2勝目を挙げた。大江は2009年にプロテストに合格し、ツアーでは12年にフジサンケイ・レディースで1勝目を記録。優勝は4季ぶりで、久々の勝利を「本当にうれしい」と喜んだ。

10ソフトB・長谷川、1000安打達成

プロ野球・ソフトバンクの長谷川勇也外野手(酒田南高出)が8月、史上285人目となる通算1000安打を達成した。鶴岡市出身。専大から2007年にソフトバンク入りし、13年に首位打者と最多安打のタイトルに輝いた。今季は105安打を放ち、打率は2割7分1厘だった。

次点石垣(酒田南高)、中日に入団決定

10月のプロ野球ドラフト会議で、石垣雅海内野手(酒田南高)が中日から3位指名を受け、入団を決めた。石垣内野手は右の強打者。1年秋から4番を務め、練習試合を含む高校通算本塁打は37本。球団からは走力も高く評価されており、本人は走攻守三拍子そろった一流選手を目指す。

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